2003年9月20日 土曜日


今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数38枚
夕べも勝ったで、巨人を完封や!

鳥になりたい?

 台風が近づいています。関東地方に接
近するのは日曜日になるそうですが、今
朝はすでに影響を受けているようです。
ベッドの中で外を眺めながら、雨が降り
そうだなぁ・・・、降り出さないうちに
散歩を済ませなければ・・・、なんて考
えながら、だらだらと、今日投票が行わ
れる総裁選挙の特集に見入ってしまいま
した。
 おかげで、降り出してしまってからの
散歩です。始めから判っているのに、優
柔不断なあほまろですね。こんな天気は
モモちゃんが一番嫌がるのですよ。おか
げで、なかなか用も足してくれず、強風
と小雨の中、草原をあちこち歩き回され
てしまいました。まるで、意地悪でもし
ているかのように・・・。
 雷門の裏で、地面を掘り起こしていま
す。そのため、門の中の仏像が汚れない
ように、ビニールで覆いがかけられてい
ました。いったい何のために地面を掘り
起こしているのでしょう。工事の人に聞
いてみると、照明用の機具を埋める工事
のようです。そう言えば、来月から浅草
寺本堂のライトアップが始まるので、こ
の雷門にも、スポットライトを浴びせる
のでしょうか。何はともあれ、ビニール
で包まれた仏像が窮屈そうで可愛そうで
した。
 平成中村座の蓋が閉められてしまいま
した。今までは、開けたままで内装の工
事をしていたのでしたが、もう明かり取
りの必要は無くなってしまったようです
ね。次は、この正面に色々な飾り物が取
り付けられ、芝居小屋らしさを演出する
のです。普段と違って、色々な建材や機
材が積まれている工事現場。ハトたちも
楽しそうに、あちこち自由に飛び回り、
環境の変化を楽しんでいるかのようでし
た。
 昨年は大阪公演だったので観劇を断念
しましたが、3年前の平成中村座の初演
には1回、翌年は3回の観劇を楽しみま
した。今年は昼夜の松席は抑えてありま
すが、ネットオークションで売られてい
るのを見ると、ついつい応札してしまう
んでしょうね。特に、桜席で見たいので
、絶対に入手する予定でおります。なん
たって、今年の観劇目標は、5回以上に
設定しているのですから。
 今日は「空の日」です。明治44年の
今日、山田猪三郎氏が開発した山田式飛
行船が東京上空を初飛行したのを記念し
て、昭和15年に「航空の日」として制
定されたのですが、戦争で中断した後、
昭和28年に運輸省と日本航空協会が復
活させた記念日です。そして、平成4年
に、「空の日」と改定されました。
 今年は、人類が初めて動力付きの飛行
機で空を飛んでから、ちょうど100年
目だそうです。それを記念して、福岡市
のグライダー愛好家グループがライト兄
弟の「ライトフライヤー1号機」を復元
し、鹿児島空港で20日から始まる「ス
カイフェスタ」で公開するそうです。
 “もしも生まれ変わったら、何になり
たい?”、そんな質問にとっさに答える
としたら、あほまろは、“鳥になりたい
”。鳥になって自由に空を飛びたいって
答えるでしょう。海が好きな人は、“魚
になって大海原を自由に泳ぎたい”、そ
んなこと考える人も居るでしょうね。
 肝心の鳥たちはいったいどう思ってい
るのでしょう。毎日大勢の人間を見てい
る、浅草寺のハト達。本当に鳥で良かっ
たって思っているのでしょうかね。我々
人間から見ると、あいつらは、三社祭の
宮出しだって、好きな位置で見物できる
んだ。どこに入ったって、警察に阻止さ
れないんだ・・・。
 でも、もしも生まれ変わる事ができる
なら、あほまろはやっぱり人として生ま
れたい。苦しい事も辛い事も在るけれど
、それと対となる喜びや楽しみがあるの
ですから。鳥じゃお芝居を観れないんで
すからね。
 人間が空を飛べるようになって僅か1
00年。あと100年以内に、誰もが平
和で安全な航空機を乗用車のように所有
できるかも知れませんね。そう成ったら
、誰も“鳥になりたい”なんて言わない
でしょうかね・・・。