2003年9月10日 水曜日


今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数31枚
M4

みやびやかな

 昨夜は、十三夜の月に寄り添うように
火星が見えています。この現象って、と
っても珍しい事のようです。この位置に
火星が近づく事は良くあることだそうで
すが、月の明かりで火星の存在が打ち消
されてしまい、肉眼で見るのは無理なの
です。たまたま、火星が地球に近づいて
いるため、肉眼でもはっきりと見えてい
るのです。地球と月と火星が、ほぼ一直
線になっているのですって。これって、
グランドクロスみたいな呼び名って無い
んでしょうかね。
 明日はいよいよ中秋の満月です。昨夜
のように火星が近づくことは無いようで
すが、月の側に寄り添うように見えてい
るとか。毎年12〜13回の満月がある
のですが、なぜ秋の満月は特別扱いされ
るのでしょう。「八月十五日」と書いて
「なかあき」と読む名字の方がいらっし
ゃるそうですが「なかあき=中秋」のこ
とで昔から八月十五日の月を「中秋の名
月」と呼んできました。
 古くから日本には八月十五日に秋の澄
んだ空に昇る満月を「中秋の名月」と呼
んで鑑賞する風習がありました。秋は収
穫の時期でもあり、その年の収穫物を月
に備える風習が各地に残っているため、
「芋名月」などとも呼ばれます。そんな
訳で、月見団子を備えるのも、芋を備え
た風習の変形だそうです。
 また、この時期は、秋の長雨の時期に
もかかり、昔からあまり晴天率が良くな
かったようです。江戸時代の書物には「
中秋の名月、十年に九年は見えず」のよ
うな記述もあるほど。そんな時にこそ、
顔を出してくれるお月さまが、とっても
綺麗に輝いて見えるのでしょう。さて、
今年は、名月は見えますかね。この時期
の日本って、とっても風流ですね。
 今朝も、残暑で蒸し暑い浅草寺境内。
まだ観光客の姿は見えないようです。平
成中村座と奥山風景の工事に加えて、今
朝から菊花祭の棚作りも始まりました。
今年も見事な菊花が咲くのでしょうね。
今年も、飾り始めから定点観測を行って
みましょうね。毎朝、少しづつ大きくな
っていく芽を見ていると、とっても風流
な気持ちに成るのですよ。おかげで、昨
年は菊の生長に合わせた川柳をいっぱい
創ってしまいました。気取っている訳じ
ゃないのですが、風流は、「みやびやか
な」とも表現されるように、菊花を見て
いると、とっても「みやびやかな」な言
葉が創造されるのですよ。これからの時
期、散歩がよりいっそう楽しく成るので
す。
 自衛隊員の募集の広告が変わりました
ね。まるで、芸能人を募集するかのよう
なポスター。自衛隊に入ると、こんな可
愛い子がいっぱい居ますよ。こんなポス
ターを見て、コミケや秋葉原にたむろす
る、真っ暗い連中に刺激を与えるのが目
的なのでしょうかね。公共広告機構が良
く許しましたね、こんなポスター。最も
、国がやることには民間の公共広告機構
は口出せないのかもね。ここに写ってい
る女性たちは、絶対に自衛隊員じゃ無い
ですよね。
 他力本願でマジックが減ってもちっと
も嬉しくないですね。優勝間近で盛り上
がる阪神タイガースが、ヤクルトに7点
も差をつけられて負けてしまいました。
しかし、マジック対象チームの広島が負
けたためにマジックが一つ減り4と成り
ました。不思議なもので、阪神がこれか
らあと4連敗しても、マジック対象チー
ムが4連敗すると優勝してしまうんです
よ。ここまで飛ばして来た阪神も、ここ
に来て力尽きたのかもしれませんね。
 世の阪神ファンはちょっとガッカリ。
今でこそバラしますが、実は、あほま
ろは阪神ファンだったんですよ。快進撃
を続けている最中に、こんな事いうと、
ニワカに見られるのが嫌だったので、誰
にも内緒にしていたのですが・・・。
(注:この下の数字は毎日確実に減って
いきますが、他意はありません。単なる
メモと思ってください。)