2003年9月2日 火曜日


今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数24枚
M11

秋の気配

 電力不足が騒がれていたのは、いった
いいつ頃だったのでしょう。昨日の新聞
に、電力不足問題に関して東電社長が「
終結宣言」を行ったようです。「夏の需
給の厳しい局面はほぼ乗り切れた」と、
原子力発電の停止によって懸念されたこ
の夏の電力不足の危機を回避できた喜び
を語っていました。これも、冷夏のおか
げですね。もし、今年も例年並みの夏だ
ったらと考えると、関係者は暑いのに拍
車をかけるように、冷や汗ものだったで
しょう。
 今後、残暑で冷房需要が増えたとして
も、供給不足になるおそれはほぼなくな
ったそうです。まずは、良かった良かっ
た。
 すっかり秋の気配になった浅草寺境内
には、赤とんぼが舞ってる中、いつもの
台湾からの旅行団で賑わっています。本
堂脇で、モモちゃんの写真を撮っている
と、片言の日本語で、“サシンオネガイ
シマスゥ”。可愛い台湾の女性に頼まれ
ると、おじさんは鼻の下を長くして、知
ってる中国語をべらべら並び立ててオー
ケーするんですよ。
 でも、でも、ですよ。“写真が気に入
らない!”っていうような素振り。それ
じゃもう一枚写してあげましょう。“も
っと上に・・・”、それじゃもう一枚、
“もっと下に・・・”、ん〜〜ぅん!面
倒くさいけど、最後にもう一枚・・・。
 三度も四度も気に入らない・・・。し
かたがないので、これが最後と、もう一
枚撮ろうとした時、電池切れ。電池の予
備は無いようです。
 中国語で、なにやら怒って喋っている
のですが、こんな時は、言葉が解らなく
って良かった。カメラを返してその場を
立ち去ってきました。この子たち、気に
入らない写真はその場で消してしまうん
で、せっかくの浅草寺本堂前の写真を持
って帰れないのですね。でも、何が気に
入らなかったのかは不明でした。せっか
く、プロ・カメラマンのあほまろが撮っ
てあげたのに・・・。鼻の下も乾いてし
まいましたよ。
 あほまろがホームページを始めて、8
年目となりました。昨日は、最初のファ
イルを見ながら、1440ボーなんて、
とっても遅い通信速度で始めた当時を懐
かしんだのでした。一緒に見ていた友人
が、「江戸・網 創刊号」として、復刻
しても面白いかも・・・、そんな助言も
。面白いかもね。
 一昨日より、サンバカーニバルの写真
を公開いたしました。何の宣伝もしなか
ったのに、昨日は1000件を越えるア
クセスがありました。これも、この時期
恒例になってしまったようです。三社祭
の時も同様、イベントの後だけは、アク
セスが増えるんです。マスコミには無い
、手作りの対応が好まれるのでしょう。
いつも、コメントの作製には時間を要し
てしまいますが、写真だけで結構って方
も多いようです。その証拠に、ログを見
ていると、コメントが完成したとたんに
アクセスが減ってしまうんですよ。
 サンバのゴミが片付けられ、何もなく
なった観音裏広場では、平成中村座の仮
設小屋を建てるため、測量が行われてお
ります。平成中村座は3年前に、中村勘
九郎丈を座頭とした一座が浅草で旗揚げ
した芝居小屋ですが、今回は江戸開府四
百年を記念して、江戸幕府最初の祈願所
である浅草寺の境内での興行が許された
のです。
 平成中村座は、10月2日〜10月2
6日までの興行で、その期間中は、観音
境内の奥山において、江戸町「奥山風景
」も開催されます。今回で3回目となる
このイベント。江戸時代さながらの町並
みを再現し、江戸小物、版画、玩具、提
灯、指物、手拭い等を実演販売するお見
世が、五十店以上も並び、ご休憩は、赤
い毛氈のお茶屋さんで。楽しそうですね

 また、大木戸をくぐると、ガマの油売
りを始め江戸の大道芸人の実演も楽しい
ですよ。お芝居を観て、奥山で遊んで・
・・。何か江戸時代を彷彿させてくれる
ようですね。「奥山風景」は、「平成中
村座」が終わってからも、11月16日
まで開催されております。
 10月1日(水)正午より、浅草奥山
風景の大木戸前にて、中村勘九郎丈と、
「こころ」の中越典子さんによって、テ
ープカットが行われますよ。
(注:この下の数字は毎日確実に減って
いきますが、他意はありません。単なる
メモと思ってください。)