2003年7月9日 水曜日

今朝の写真
CANON EOS-1 Ds
TAMRON XR ZOOM 28-300 F3.5-6.3
撮影枚数59枚

ほおづき市

 今朝の毎日新聞の一面に雷門の大提灯
が載っています。この提灯が修理のため
取り外されたのは5月の始め、もう2ヶ
月もお目にかかっていないのです。
 毎日新聞の表題は、「大ちょうちんの
作りかえ作業が急ピッチ」。
“浅草寺雷門の大ちょうちん作りが、京
都市山科区の「高橋提燈」作業所で進ん
でいる。8日から朱赤色に塗る作業が始
まり、職人が和紙に筆を丁寧にあててい
た。大ちょうちんは、傷みや色あせのた
め、これまで約10年ごとに取り換えら
れている。関東では、ちょうちん職人が
減ったため、現在は京都の同所に依頼。
今年5月から作業に入り、従来とほぼ同
じ高さ4メートル余、直径3.4メート
ルほどの竹の骨組みを作り、3重に和紙
を張った上に「雷門」「風雷神門」の字
が入った。”(毎日新聞記事より抜粋)
 毎日この提灯の下を通っていたのでと
っても懐かし気分です。この色塗りは2
度行い、乾燥後、今月20日ごろに完成
する予定で、来月早々には雷門に再び取
り付けられるそうです。
 今日からほおづき市が始まりました。
浅草寺境内には200あまりのお店が並
び、所狭しと「ほおづき」や「釣偲」が
ぶら下がっております。ほとんどのお店
はまだ準備中ですが、気の早い連中は早
々に品定め。側では、アルバイトのおね
えさん達が黄色い声を張り上げておりま
した。
 ここに並んだほとんどは茨城産のほお
づき、昭和40年代には、都内に30軒
以上あった生産農家も、今では江戸川区
内にわずか2軒になってしまったそうで
す。都内最後の生産地となった江戸川区
の園芸農家産のほおづきを売る業者の方
が、“家のは唯一江戸っ子だよ〜!”な
んて生産地を誇っているのでした。
 手つきの籠に入入って風鈴をつけたほ
おづき、一鉢2500円。ここで値切る
のも初夏の風物詩、でも、知り合いの業
者が言うには、“1〜2鉢じゃ絶対に負
けないね、ただ沢山買う人には飛び切り
良いのを持たしてやるんだよ”。高いの
か安いのか、近所の花屋さんでは大きさ
の違いで、1000円〜1500円で売
ってる物となんら変わることなし。
 毎日一回欠かさずに水を与えてやれば
、9月頃まで楽しめるそうです。また、
葉を取って、根元から切り離せばドライ
フラワーとして楽しめるそうですよ。
 もう一つ、ほおづき市で売られる物に
「釣忍(つりしのぶ)」ってのが有りま
す。荵(しのぶ)草の根茎を、葉のつい
たまま、さまざまな形に作り、そこに水
を打つなどして、納涼を楽しむ吊り玩具
で、俳句の季語にもなっております。
 釣忍を見ていると、夏の夕方、釣忍に
水を打って、縁台で将棋を指しながら夕
涼みする光景が懐かしい想い出として蘇
ってくるようですね。あほまろも一つ欲
しいんですけど、庭も無いマンションじ
ゃ水を打つことが出来ないので見るだけ
にしております。
 ほおづきに占領されてしまった境内に
モモちゃんは困惑気味です。でも、あち
こちで、可愛いねなんて声がかかるので
、なんとなく気取ってる様子。しかし、
時々踏まれそうにもなるので、やっぱり
混雑は苦手ですね。早く出ようよ・・、
そんな態度の今朝のモモちゃんでした。
 長崎で起きたとんでもない事件。犯人
は13才の男子中学生だったようです。
13才というと、少年法で犯罪者には成
らないようです。保護観察とか甘ったる
い処置ですぐに世に出てしまうようです
。いつもこのような事件で問題になる、
年齢によって加害者が保護されるっての
は、被害者にとってとっても不公平なこ
と、日本も欧米並に、事件の重さによっ
て処分を決めるようにでもしなければ、
益々少年犯罪が横行するようにも思えま
す。現に、インターネットの復讐サイト
の書き込みに、“もうすぐ14才になる
ので、急がなくっちゃ・・・”なんて、
恐ろしい書き込みも有るんです。罪を犯
した少年はすぐに社会に戻って来るので
すよ・・・・。