例年、ある天気が高い確率で現れる特
定の日を特異日というそうです。そう、
今日がその雨の特異日なのです。６月２
５日〜７月２日ごろは１年のうちで最も
雨の降る確率が高い時期で、その中でも
今日６月２８日の確率は東京で５３％と
大変高く、雨の特異日とされています。
さすがですね、朝から大粒の雨が得意に
なって降ってますよ。外れっぱなしの天
気予報ですが、今日ばっかりは誰も外す
ことは無かったことでしょう。ちなみに
、秋の特異日は、９月１７日と２６日、
強い台風の襲来が一番多い日だそうです
。
　浅草では、一昨日あたりから四万六千
日の観光ポスターが張りだされました。
境内の間仕切りもとっくに終わっており
、あとは本番を待つだけですね。昨年の
ほおづき市の人出はこの１０年来最低だ
ったと言われてますが、今年はどうなん
でしょうね。平均株価もちょっと上がっ
ているようなので、すこしは活気が戻っ
て欲しいですね。ちなみに、デフレの最
中にもかかわらず、今年も一鉢２５００
円は変わらないそうです。考えてみると
、これってちょっと高いんです。近所の
花屋さんの店頭では、綺麗に実を付けた
ほおづきの鉢が１５００〜２０００円で
売られているんですよ。ほおづき市で買
うのが風物詩なんですね。
　あほまろの趣味は今更言うまでもない
のですが、古銭収集が中心です。でも、
それだけに終わらず、色々な物を集めて
おります。昨年一年間費やしたマッチの
ラベルの整理も一段落し、今年はまた新
しいジャンルに没頭しております。タバ
コのパッケージです。どんなパッケージ
かというと、“観光たばこ”と称される
ご当地たばこのパッケージなのです。
　公社時代の昭和４２年７月、南房総国
定公園を描いたハイライトから始まった
観光たばこ、現在までおよそ３０００種
類が発売されております。しかし、記念
切手と違い何処でも買えるって代物じゃ
ないのです。今までは、各地の煙趣会と
称される収集仲間の全国組織の方々など
と、情報手段を持ち合わせないと、絶対
に集めることが不可能だった、収集界の
難物だったのです。
　あほまろは、若い頃から愛煙家で、吸
い始めの頃からのパッケージをちゃんと
仕舞っていました。しかし、記念たばこ
や観光たばこに至っては、自分の行動範
囲以内だけ。学生の頃は、観光地のゴミ
箱漁りまでして集めていました。でも、
このジャンルに理解を示してくれる人は
少なく、古書店や骨董屋もほとんど取り
扱っては居ないのです。一昔前は、コン
プリートなんて絶対無理と言われていた
ジャンルの一つだったんですよ。
　しかし、最近はインターネットのおか
げで、全国の収集家からの情報が即座に
入るようになり、重複品の交換も楽にな
りました。また、ネットオークションで
も、盛んに取引をされるようになったの
です。おかげで、あほまろも専売公社時
代の観光たばこ三千種類を、ほぼ全数集
めることに成功したのでした。
　専売公社がＪＴになってから、その発
行数が極端に多くなってしまい、価格も
暴落しているようですが、たかがパッケ
ージ、一枚２〜４０円のたわいない物で
すけれど、一堂に並べてみると、とって
も見応えがあるんですよ。
　浅草五重塔完成記念として、老舗商店
の広告入りのショートピースなんてのも
有るのですよ。こちらは、観光たばこじ
ゃなくって、宣伝たばこってジャンルで
すけどね。
　マッチ、タバコ、クスリや薬箱、ホー
ロー看板など、懐かしいちょっと昔の博
物館、この“江戸・網”で立ち上げてみ
ようかな。