2003年6月26日 木曜日

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数19枚

今日は何の日

 いつもと違って、ちょっと肌寒い感じ
の朝です。このくらいの方が、過ごしや
すくって身体にも良いのかもしれません
ね。予報によると、午後からはまた雨が
降りそうです。こんな爽やかな時間がも
ったいないので、いつもの立ち食い蕎麦
屋さんで、モモちゃんとのんびり朝食を
楽しみました。ここのおばさん、いつも
モモちゃんにナルトを沢山おまけしてく
れるんですよ。
 四万六千日のほおづき市が近づいてき
ました。浅草寺境内では、ほおづき売り
の出店の間仕切りも終わり、来月9〜1
0日を待つばかりになっております。こ
の日は、本堂の両側から裏手の広場一帯
にかけてほおずき市、金魚屋、風鈴、虫
籠、燈籠などの出店が立ち並び、多くの
人で賑わうのですよ。
 また、四万六千日は“雷除”のお札も
配られるのが有名なのです。この二日間
限定のお札を玄関に貼っておくと、この
一年間雷の被害に遭わないそうです。雷
といっても、親父の雷には効果が無いよ
うですよ。
 雷といえば、今日は“雷記念日”です
ね。930年(延長8年)、平安京の清
涼殿に落雷があり、大納言の藤原清貴が
亡くなりました。この落雷は政治的な策
略によって太宰府に左遷されそこで亡く
なった菅原道真のたたりであると信じら
れ、道真公は名誉を回復したのでした。
またこれにより、菅原道真は雷の神「天
神」と同一視されるようになったのです。
 全国の菅原道真を祀る天満宮では、こ
の時期に“雷除大祭”が開催され、大正
中期には、全国電気工事従業者が工事安
全祈願をされるようになってからは、電
気関係(電カ会社等)の崇敬も篤くなり
、近年ではゴルファーや釣り人の間でも
信仰が広がっているそうです。
 最近都会では避雷針のおかげで、雷の
被害ってのをあまり聞かなくなりました
が、ゴルフや釣り中に落雷の被害に遭う
方が多いようなので、四万六千日には、
“雷除”のお札を授かりに浅草寺をお参
りしてくださいね。
 毎日話題が無い日は、今日は何の日っ
てのを調べみるのです。そんな仲に、“
露天風呂の日”なんてのもありますよ。
江戸時代は、たたら製鉄と刀鍛冶で有名
だった、岡山県の湯原温泉が“六・二六
”を、“ろ・てん・ふろ”と語呂合わせ
して制定した記念日だそうです。街の活
性化や、利用者への感謝の気持ちを込め
て今日は特別なイベントを実施している
ようです。
 あほまろも数年前に訪れたことがある
ここの温泉の湯原の里は、川底の砂を吹
き上げながらお湯が湧いていることから
「砂噴き湯:砂湯」とも呼ばれておりま
す。ダムの真下の露天風呂って、日本全
国ここだけでしょう。もし、あのダムが
崩壊したら・・・、なんて考えながら浸
かる露天風呂、ちょっと怖い雰囲気です
が混浴でしたよ。
 ここは、美作三湯(みまさかさんとう
)とも称され、山陽と山陰を結ぶ宿場町
として今もその面影を色濃く残していま
す。湯原温泉は湯量が多く、良質で肌ざ
わりもなめらかになり、若いお嬢さん達
にも大人気なんてパンフレットに曳かれ
て訪れたのですが、現実は意に反しご年
輩のご婦人達で賑わっておりました。
 そんな6月26日はもう一つ、“左遷
の日”とも言われております。菅原道真
が太宰府に左遷された記念日でもあるの
です。
 サラリーマン諸君!気をつけましょう
、雷上司と肩たたき・・・。
湯原温泉ホームページ
http://www.net626.co.jp/