2003年6月22日 日曜日

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数29枚

梅雨は梅雨

 夏のような猛暑と熱帯夜が続きますが
、関東地方はまだ梅雨が明けた訳では無
く、梅雨の中休みって表現するしうです
。おかげで、隅田公園を綺麗に飾ってい
た色とりどりの花たちの冴えも無くなっ
たようです。いつもみずみずしい雰囲気
を誇っていた紫陽花。生気も衰えてしぼ
みそうでしたよ。
 浅草の街の中でも、大勢の色とりどり
の和服を着飾ったお姉ちゃん達を見かけ
ます。何かのイベントが有るのでしょう
か。あほまろが、お姉ちゃんと表現する
のは、お愛想。みずみずしい雰囲気を感
じた女性の場合は、お姉さま、お嬢さん
、娘さんなんて表現になるのです。
 そういえば、美しさやみずみずしさが
あふれるほどの女性を、“水も滴る良い
女”って表現しますよね。やっぱり梅雨
の時期は雨が降らないと街の中まで枯れ
てしまいそうです。これも猛暑と熱帯夜
のせいなのかしら。
 やっぱり、この時期には雨が沢山必要
なのかもしれませんね。猛暑と熱帯夜な
んてのは、まだまだ時期尚早なんですよ
。でも、予報によると今年の夏は平年を
上回る猛暑が予想されるそうです。稼働
が出来ない原子力発電所を抱えている東
京電力では、今から節電のPRにヤッキ
。今年の東京は停電が多くなるのかも。
 二天門前には、時々旬の果物を売るト
ラックがやってきます。今朝は、高価な
サクランボを安く売りにきました。さて
は・・・、でも売ってるのは、噂の“山
田錦”じゃありません。いわゆる普通の
“黄色いサクランボ”です。近所の八百
屋さんでは1パック3〜5百円で売られ
ている物が、2パックで5百円とは、と
っても安いんじゃないの・・・。でも、
良く見ると表面の輝きが失われているじ
ゃありませんか。採れてからかなりの時
間が経過しているようでね。このオッさ
ん、なぜか小声で、“山田錦も有るよ・
・・”。うぅ〜ん、何か怪しい雰囲気が
漂ってきました。まさか、例の・・・・
。あり得るかもね。
 今朝の産経新聞のヘッドラインは、「
中国、歴史見直しジワリ」。あほまろに
とっては、とっても興味の有る事実なの
です。中国国営中央テレビ(CCTV)
の連続ドラマ「走向共和」(共和に向か
う)で、残虐、強欲なイメージの西太后
を「女性政治家」として再評価するなど
、大胆な人物描写や史実改変には異論が
続出しているとの内容なのです。こうし
たドラマが登場すること自体、中国でも
自国の歴史を見直す潮流が静かに始まっ
たためとの見方も有り、共産党の都合の
良い歴史認識の矛盾に国民がようやく気
付いたって事なのでしょう。
 また、一般中国人が清末の政治家で悪
いイメージを持つのは、袁世凱と李鴻章
。中華民国の初代総統になった北洋軍閥
の袁は「革命の果実を横取りした国賊」
とまで呼ばれています。日本に台湾や遼
東半島を割譲した下関条約を締結した李
は、日本や列強に屈し、中国を半植民地
化した「売国奴」と教科書は教えてきた
のです。
 しかしドラマは、二人が列強と妥協し
つつ、近代的軍や工業の建設に努めた老
獪(ろうかい)さを強調する人間として
紹介されているようです。
 この、「走向共和」は四年の歳月と製
作費六億円余を費やした連続五十九回の
大作。日清戦争(1894年勃発)前夜
から辛亥革命(1911年)直後までを
描いており、今年四月の放映開始と同時
に話題になり、五月十八日の最終回から
一カ月後のいまも論議が続いているそう
です。
 どこの国でも、都合の良い解釈で描か
れた歴史教科書の「定説」。中国国民も
、インターネットなどで外国の情報が自
由に入って来るようになった今、ようや
く歴史の真実を再認識出来る知識を持て
た証しなのでしょう。
 北朝鮮の国民達にも、こんな状況が早
く訪れて欲しいと思いますね。