2003年6月1日 日曜日

今朝の写真
病院から

断食も終わり

 おはようございます。今朝も増上寺様
の鐘で目覚めてしまいました。外を見る
と、台風は去ったようですが、まだどん
よりと曇って嫌な天気です。今朝も大勢
の方からメールが届いております。まだ
どなたにも返事を出してなくって申し訳
ございません。アクセスカウンターも4
0万番を超え、見事獲得された方からの
メールも頂いておりますが、入院中は何
も出来ず、退院したら必ずお返事を差し
上げたいと思います。 ご了承ください。
 バウリンガルって翻訳機が流行ってい
るそうですね。昨日ロシアを訪れた小泉
首相が犬好きのプーチン首相にバウリン
ガルを贈った。そんなニュースが流れて
おりました。また、昨日の新聞には、韓
国で4月に起きた放火殺人事件の捜査に
バウリンガルが使われたとか。警察は犯
人を目撃した可能性がある被害者の愛犬
にバウリンガルを付け、捜査で浮かんだ
人物と面会させたが、証言は得られなか
ったそうです。なんともマヌケな報道で
すが、暗い世界もちょっと明るくなった
ような、そんな記事でした。
 昨日、モモちゃんを電話口に出しても
らいました。いつもの調子で呼びかけて
みたのですが、モモちゃんは全く答えて
くれません。女房の話によると、モモち
ゃんは声のする方をペロペロ嘗めていた
そうです。そうですね、犬っていう動物
は、種類にもよるのですけど、感情を表
現するのに声を発するってことは少ない
んですよ。飼い主は無表情にも見える表
情と態度で何が言いたいのかを把握する
ことができるのです。
 訳文の多くはかわいい表現になってい
るというバウリンガルなる物、あほまろ
は未だ見たことが無いのですが、いった
いどんな翻訳がなされているのでしょう
ね。退院したら一つ入手してみましょう
かね。でも、犬の鳴き声だけじゃ無くっ
て表情や態度からも表現したことを感じ
てくれる物の方が楽しいかもね。
 さて、あほまろは、一日中病室の中で
テレビと共存する生活をおくっておりま
す。まだ貧血が続いているようで、激し
い運動も車椅子無しでの歩行も禁じられ
ているのです。でも本人は至って健康な
んですよ。病室の中は自由に歩き回って
いるのですけど、本などを読んでいると
、ちょっとめまいが起こり、集中力に欠
けるようです。それで、ただボーっとテ
レビを見ているだけ。とうとうなまけ者
になってしまったんです。
 昨夜は、大好きなNHKの“家族に乾
杯”って番組が有りました。笑福亭鶴瓶
がゲストと共に知らない町での出会いを
楽しむ番組なのです。今回は、全く動か
ないゲストの藤村俊二さんと一緒に、土
砂降りの雨の中、和歌山県周参見町でい
つものようにぶっつけ本番の旅。演出の
無い素直な出会いの中にこそ、背景に流
れる人間ドラマを痛切に感じる番組なの
です。そこに登場するごく普通の生活を
送る人々、その普通の生活がとってもう
らやましく感じてしまうんです。
 今回は、カツオの本場でとれたてのカ
ツオ茶漬けに大満足の二人でしたよ。こ
れもみんな、家族が有ってこその満足な
んでしょうね。
 昨日、五日間の断食も終わり、食事を
得ることができたのです。食事といって
も重湯150グラムに具の無いみそ汁、
それに“ライフロン6”なる豆乳のよう
な飲み物。それらをゆっくり時間をかけ
て食べてくださいなんて言われてもね。
でも、初めてお腹に物が入る感覚っての
は、旬を頂く感じに似ているかも。
 退院したら、旬のカツオを腹一杯食べ
るぞ〜! もちろん家族全員でね