2003年5月25日 日曜日

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数25枚

「弥生祭」

 観音様の本堂裏に消防殉難者表彰碑が
有るのを御存知でしょうか。この碑は、
猛火の中に身を挺して職に殉じた人たち
を、後世に伝え永久に弔慰すべきという
趣旨で、消防関係者や有志の賛助によっ
て、明治45年に建立されました。この
碑には、徳川八代将軍吉宗の時代、時の
町奉行・大岡越前守忠相の唱導で、「い
ろは四十八組」の町火消しが誕生してか
ら昭和14年までの間に殉職した128
人の名前が刻み込まれております。
 消防殉職者慰霊祭は、昭和14年から
毎年5月25日に行われており、「弥生
祭」と称して続けられております。ちょ
うど今年は休日にあたり、早朝からカメ
ラを持った見物者が大勢観音様の境内に
集まっていました。また、この日に限っ
て観音様境内は、関係者の駐車場として
場所を提供されるのです。これって、と
っても珍しいことなんだそうです。知り
合いの鳶頭が自慢げに車の誘導を行って
おりました。
 午前10時から開始されるのですが、
今朝は8時前から火消し装束を身にまと
った鳶達の姿が境内とその周辺を埋め尽
くしております。こんな状況もとっても
珍しいんですよ。
 この祭典の第2部の演技披露では、火
消し半天にもも引き姿の江戸消防記念会
の人たちが、総数88本の纏を勇壮に振
りながら浅草寺境内を歩く纏行進を披露
し、続いて青竹で作られた高さ約7mの
梯子十数本による梯子乗りが披露される
のです。この技は、火事場でも冷静に対
処できるようにと、消防士の訓練の一環
として江戸時代から引き継がれてきた伝
統芸なのです。遠見、しゃち、背亀、腹
亀など、それぞれの型に名前があるよう
です。今日の様子は、あほまろ写真館で
公開しますのでお楽しみに。
 “プロ野球は巨人が勝たなければファ
ンが離れてしまう・・・”、そんな論説
が真面目な新聞に書かれています。昨日
の試合で巨人が勝ったのを喜んでいる巨
人ファンの論説員なのです。しかし、日
本のプロ野球は他にも11球団有り、そ
れぞれにファンが付いているのです。巨
人とその他大勢のファンと二分した考え
で、日本プロ野球を考えてもらいたくな
いですよ。
 あほまろは特に応援するチームはない
のですが、巨人は嫌いな球団の一つなの
です。好きなチームはどっちかというと
阪神かな。今年も昨年同様に5月まで調
子よく飛ばしているのですけど、これか
ら始まる死のロードでまたガタガタに成
ってしまうのでしょうね。でも、貯金1
5、二位との差は6.5なんての、あの
優勝の時より凄いかもよ。巨人より上位
になってくれることだけを祈ってます。
 さて、これから「弥生祭」の撮影に行
ってきます。