2003年4月29日 火曜日
みどりの日

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数21枚

台東区の現状

 世の中は今日から大型連休らしいです
ね。しかし、今年はイラク戦争とSARS
問題によって、いつもは海外流出組だっ
た連中も、国内旅行に切り替えたそうで
す。これを機会に我が祖国日本の良さを
再認識してくれると良いですね。ほんの
些細なことでも、内需拡大で景気も回復
のトリガーになってくれると良いのです
が・・・。
 今日は、自然に親しむとともにその恩
恵に感謝し、豊かな心をはぐくむための
祝日“みどりの日”です。1948年7
月20日に制定された「国民の祝日に関
する法律」を昭和天皇崩御後、昭和天皇
誕生日を改正して定められました。
 そんな有り難い“みどりの日”だけあ
って、気持ち良くって、清々しい朝にな
りました。ちょっと暑めですが、時折吹
く涼しい風に、モモちゃんも気持ちが良
いのか、風上を向いて立ち止まるのです

 連休始めの休日ですが、浅草寺境内に
はまだ観光客の姿が見られませんが、屋
台のお店の方々が忙しく働いております
。彼らの予想では、この連休の人出は正
月以来の混雑になるそうです。緑も濃く
なり、ツツジや椿など色とりどりの花も
咲き誇る浅草寺、今が一番良い季節なの
です。
 浅草演芸ホールの二階の東洋館では、
昔、名をはせたビートたけしの兄貴分、
ナンセンストリオの前田燐さん率いるお
笑い軍団の公演が行われております。今
朝、看板にとっても懐かしい顔を見つけ
喜んでしまいました。昔、ここがフラン
ス座だった頃、それも深見千三郎師匠が
ご健在だった頃に流行った“警官と泥棒
”コントが行われているのです。それも
浅草伝説の芸人、「真木淳/笹八平」コン
ビが当時と同じ格好で出演しているんで
す。彼らの芸には、“痴漢電車”、“悪
ガキと女先生”等々、あほまろがまだ凛
々しい学生時代の昭和40年代初頭。懐
かしさが蘇ってきました。
 浅草六区の灯が消えかかっている今こ
そ、往年の浅草芸人だった皆様の力で、
かっての賑わいを取り戻して貰いたいで
すね。
(ちょっと追加)
 昨日のこの日記で触れた台東区の確執
についてご意見メールが数通舞い込んで
きました。内容は、「今の台東区には旧
来の考え方を持つ者は少なくなってきた
。あえて過去の問題を取り上げることは
無いと思う・・・」、等は良いのですが
、以下は、ちょっと気になる内容なので
、あえてここに紹介しておきます。
 「上野地区と浅草地区それぞれ違った
特徴を持つ台東区の住民として頭にきま
す。あなたは台東区の住民で有りながら
、毎日浅草のことばっかり書いています
。こんな人が居るから、未だに上野・浅
草論争が絶えないのです。台東区民とし
て全国に発信するのであれば、両地区の
話題を公平に取り上げなければいけませ
ん。上野の住む者として、住民税のほと
んどを浅草観光対策予算に使われている
のを、とっても不愉快に感じています。
(中略)
浅草の人達は、浅草だけ栄えればその他
の地区はどうなっても良い考えを持つ片
端者の集まりです。それを如実に示して
いるのが、三社祭です。余所者に本社神
輿を取られてへらへらしている腰抜け青
年部は、台東区の恥でもあります。それ
に引き替え、下谷神社の例大祭は、今と
なっては規模こそ縮小しましたが、住民
以外は絶対に担がせない、古来から台東
区最大のお祭りなのです。また、・・・
・(後略)」
 コメントは避けておきます。ただ、こ
の日記は、台東区民として台東区の現状
を紹介を目的にしている訳じゃありませ
ん。浅草寺周辺をモモちゃんと歩きなが
ら、気付いたこと等を書き留めるのが目
的です。もし、あなたがこのような日記
を書くとしたら、時々浅草まで足を延ば
して両地区の話題を公平にお書きになり
ますかね。
私を恨むのは御門違いでは・・・。
しかし、これが台東区の現状でも・・。