昨日は久しぶりに良い天気で暖かい日
曜日になりました。この陽気に誘われた
のか、テレビドラマも影響なのか観光客
の数もいつもの日曜日より多いようでし
た。そんな中、観音裏の市川団十郎碑前
で、恒例の“泣き相撲”が行われたので
す。選挙の投票を済ませ、その足で友人
の選挙事務所に顔を出してみました。あ
ほまろ同様、投票を済ませた方々が心配
で集まって来るのですが、結果は翌日ま
でお預け。候補者はまるで“針の筵”に
座らせられている心境なのだとか。
　こんな時は、心配してもしょうがない
んです。みんな一緒に“泣き相撲”でも
鑑賞し、純粋無垢な子供達の鳴き声を楽
しみましょう。
　午前８時から台東区長選挙の開票日で
す。台東ケーブルテレビで開票速報の放
送が開始しました。３４議席を巡って４
３名の候補による選挙戦が展開されまし
た。地域住民の意思に基づいての施政を
行う大切な議員であるにもかかわらず、
昨日の投票率は前回より６％も低い５０
．０４％と区民の関心度は低い。そんな
意識が無能議員に我々の税金で高い給料
を払わなければならないのです。
　“誰が成っても一緒”と言えば、それ
までですが、極一部の候補は区民のこと
を真剣に考えて区政に繁栄したいと思っ
ている人も居るのです。そんな人に限っ
て選挙ベタで、なかなか区民の指示を取
り付けることが出来ないんですよ。
　日本有数の観光地を二箇所も持つ台東
区は、複雑な事情も存在します。昭和２
１年まで、下谷区と浅草区と分かれた行
政区だったのを統合して台東区となって
から５６年。いまだに上野地区と浅草地
区の確執の違いを叫ぶ人も多いようです
。前回の区長選挙にしても、今まで浅草
の人が区長をやったので、今度は上野の
人・・・。台東区の予算の大半を浅草に
注ぎ込むような事はしない・・・等々。
　先日、あの有名な“２ちゃんねる”の
掲示板でも、その問題が騒がれておりま
した。中でも、面白い書き込みが有った
のでちょっとご抜粋してみましょう。
　『浅草は人口も多いが、税金払わない
輩がたくさんいる。だから、税収が二番
なんだ。浅草は、台東区の過去に人口の
多さから、区長や多くの区議を送り出し
、台東区の予算を６割つぎ込こませても
、だめな地域。区長も下谷に変わったし
、区議も浅草も少しは稼いで税金払えよ
。つぎ込んだ分ぐらい。それとも、他の
地域（上野、浅草橋、下谷、谷中、秋葉
原）は税金だけ払ってろってか？』
　『台東区の観光事業一度調べてみな４
０近くの事業中３０以上が浅草だよ。
観光協会の予算比も浅草７：上野２：下
谷１だぜ。で、「台東区＝浅草」「台東
区を良くするには浅草をよくすること」
「台東区の金は浅草につぎ込め」と平然
と公の場で役所へ言い出す町会役員や演
説で訴える候補者が多いだなぁ。・・』
　もっと過激な物も、『おーい区長！浅
草だけ切り取って墨田区にくれてやれ、
税金使う事しかできない地区だし・・・
』
　この時期の“２ちゃんねる”の掲示板
は、台東区の現状を知れるチャンスかも
ね。