2003年4月11日 金曜日

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数40枚

祭りの準備

 ちょっと肌寒い朝ですが、今日は雨に
はならないようです。このところ一月以
上も続く土曜日に降る雨、明日も例外が
無いようですよ。桜もすっかり葉桜にな
ってしまい今週末の花見はちょっと厳し
いようですね。
 今朝、公園通りを歩いていると、どこ
からか軽快な槌の音が、こんな朝っぱら
からいったい何をしているのだろう。音
のする方に歩いていくと、とある車庫の
中でお祭りの提灯を吊す支柱の制作が行
われていました。三社祭まであと一月で
すね。それでも、今年は準備に取りかか
ったのが遅くなったそうですよ。これか
ら来月初めにかけて、待ちに待った、三
社祭の看板や股木提灯の準備が行われる
のでしょう。なんとなく、ウキウキする
朝でした。
 戦争につきものなのが、上空からばら
まく宣伝のビラです。米軍はイラク開戦
前から大量のビラを作成し、イラクの一
般国民や部隊司令官クラスへ情報宣伝活
動を展開しています。こんなビラにもコ
レクターが存在し今回の開戦直後から、
オークションなどで高値で取引されてい
るようです。先日、戦争ビラのコレクシ
ョンをしている友人から見せてもらった
のですが、内容は、米軍の宣伝放送の周
波数が書かれた物とか、“政府と家族の
どちらを選ぶか?”。“家で子供の面倒
をみてなさい”等々、一般市民に向けた
メッセージが多いようです。大きさは、
ちょうどお札のような長方形で、前回の
湾岸戦争の時にはイラクのお札を模した
物まで蒔かれたのです。
 第二次世界大戦末期、米軍は日本にも
同様のビラを蒔きました。その時のビラ
も当時のお札を模し、裏面に日本語で、
“このお金でお米を買いなさい・・・”
、“戦争を止めないと、あなたの財産は
このお札のようになってしまます・・”
そんなメッセージで十種類くらい。これ
も、今となっては立派な価値を持ってし
まいました。
 しかし、考えてみると、こんなビラを
一般市民に蒔いたところで何の効果が有
るのでしょう。ビラを見て戦争はいけな
いことだと思った市民が決起して政府に
立ち向かう、ってことを目的にしたとも
考えられませんし、これによって戦意が
失われる物でも無いようです。ただ、戦
火の中、このビラを必至で集めるために
イラク国内をかけずり回っている悪徳商
人達の利益のためだけのような・・・。
 アメリカのオークションサイトでは、
一枚50〜100ドルで取引されている
のです。買う人がいるからいけないので
しょうけど、あほまろは古銭の研究者と
して第二次世界大戦で米軍が蒔いた、お
札を模した宣伝ビラを数種類所有してい
ます。今回の物は、印刷が綺麗なので何
かグリーティング・カード的な雰囲気を
も持ち合わせているのです。特に、衛生
と地球をあしらったデザインの物には、
“あなた達の行動は、われわれにはすべ
て見えている・・・”そんなことが書か
れています。ちょっと欲しいかも・・・
、戦争の最中に不謹慎でしたね(-_-;)。
 江戸開府400年の記念行事の一環と
して行われた観音示現会の後から、三社
神輿が毎日展示公開されております。お
祭りが出来るってことは、平和の象徴な
んです。イラク戦争も早く集結して楽し
いお祭りにしたいですね。