2003年2月16日 日曜日

今朝の写真
CANON EOS-D60
TAMRON XR ZOOM 28-300 F3.5-6.3
撮影枚数26枚

北国の冬

 路線が延びた東北新幹線を利用して青
森にやってきました。まだ八戸までです
が、東京から4時間で青森に着いてしま
うってのは、早いんでしょうね。今まで
青森には飛行機を利用したのですけど、
新幹線の快適な旅も良いですね。
 今朝はモモちゃんが居ないのですが、
泊まっているホテルの周りを一人で歩い
てきました。思ったほど雪も無く、思っ
たほど寒くもなく東京より清々しい朝で
すよ。駅の待合室を覗いてみると、行商
の連中がストーブを囲んでお喋りをして
います。地方から魚介類や手作りのお餅
などを担いで来て、これから町に繰り出
すそうです。優しそうなおばさんが、あ
んたも食べなって、今朝つきたてのお餅
と、自家製の漬け物をごちそうしてくれ
ました。お国訛りが賑やかなみなさんと
の楽しい一時、記念に写真を撮らせても
らおうと、カメラを構えたのでしたが、
こんな時に限って電池切れなんです。電
池を取り替えにホテルに戻り、再び駅構
内に走ったのですが、すでにみなさんが
出かけた後でした。きちんとお礼もしな
くってごめんなさい。みんな元気なおば
ちゃん達でした。
 ”津軽海峡冬景色”って歌に、♪北え
帰る人の群れは誰も無口で・・・、って
フレーズを思い出します。あれって嘘で
すよね、駅構内ではみんな大きな声で、
何を喋っているのか時々判らない言葉も
混じりながら、どっちかというととって
もお喋りなんです。♪北え帰る人の群れ
は誰も明るく・・・、なんて歌詞を変え
たくなりましたよ。北国の冬ってのに、
寂しいイメージを連想させたかったので
しょうかね。歌詞を書くのなら、実際に
来て観察してからにして欲しいですよ。
 駅前通りを歩いていると、写真館さん
のショーウィンドウになんとなく哀愁を
感じたのです。結婚式やお祭りの女性の
横に、なんとも懐かしい髪型の女性の写
真。デビュー当時の松田聖子ちゃんのよ
うな、20年前は何処にでも居たような
、そんな雰囲気の写真です。まさか今リ
バイバルって訳でも無いでしょう。昔の
写真を延々飾っているってことは、ここ
の写真館の看板娘なんでしょうかね。そ
れとも、結婚して遠くに行ってしまった
娘さんなのかな。写真を見ながら色々と
想像を膨らませてしまいました。これっ
て、やっぱ青森的なのかなぁ?
 青森には、古銭の大家が居ます。今回
は気になっていた古銭を譲っていただけ
るとのことで、居ても立ってもおられず
に飛んできて(走ってきた?)しまった
んです。今回入手できた古銭は、20年
間恋いこがれていた物。20年間をかけ
た説得に大家の方もようやく手放すこと
になった天下一品の古銭なのです。
 でも、帰ってから女房になんて言おう
かな・・・・。
 帰りの新幹線で言い訳を考えることに
しよ〜っと!