2003年2月14日 金曜日

今朝の写真
CANON EOS-1 Ds
TAMRON XR ZOOM 28-300 F3.5-6.3
撮影枚数88枚

チョコレート

 四日ぶりにの富士山も見える良いお天
気になりました。でも、薄ぼんやりと霞
んでおります。こんな日は結構暖かい朝
で、散歩も楽しいのです。
 今朝も大勢の修学旅行生がやってきま
した。中学校3〜4校が入り交じってい
る境内では、子供達の騒ぎ声より集合を
呼びかける先生の大声が響いていました
よ。
 今日は、セント・バレンタイン・デー
なる西洋のお祭りです。日本でも、これ
にあやかって、女性から男性にチョコレ
ートを贈り、愛を告白する日となってい
るようですが、チョコレート会社の陰謀
にのせられているだけなんですよ。
 日本のバレンタインデーのルーツを調
べてみると、1958年(昭和33年)
2月メリーチョコレートという会社が、
新宿・伊勢丹の売り場に「バレンタイン
セール」と手書きの看板を出したのが始
まりと言われております。この時は、3
日間のセールで売れたのは30円の板チ
ョコ5枚と、4円のカード5枚だけだっ
たそうです。あくまでもクリスチャンで
ない日本人を対照にした最初です。
 一方、クリスチャン向けにチョコレー
トが売られたのは、チョコレート会社「
モロゾフ」が、1936年(昭和11年
)2月12日に、日本で発行される外国
人向け英字新聞に、バレンタインデー向
けのチョコレートの広告を出していまし
た。この神戸の「モロゾフ」こそ、今の
ブームの仕掛け人だったのです。
 1992年に聖バレンタイン殉教の地
イタリア・テルニ市から、神戸市に愛の
像が送られました。それも、神戸が日本
人がチョコレートを贈る風変わりな、バ
レンタインデー発祥の地と判明したから
といわれています。
 昨年のバレンタインデー意識調査の結
果を見ると、本命チョコは三千円、義理
チョコは五百円程度と新聞に書かれてい
ます。その一方、義理チョコ廃止のお達
しを出している会社も増えてるそうです
。義理チョコのみ贈る人、本命チョコと
義理チョコの両方を贈る人を合わせると
、全体の約3分の2の人が義理チョコを
念頭においてバレンタインデーを迎える
ようです。悲しいですね。
 あほまろにも、毎年何個かの義理チョ
コが届きます。社員とか秘書とかは当然
の義理でしょうが、最近はほとんど行か
なくなったクラブなどの女性からも送ら
れてくるのですよ。この時とばかりに、
宣伝費の一環としてお店から号令がかか
るんでしょうね。これで景気が回復する
と良いんですがねぇ。
 何はともあれ、義理で糖尿病とお付き
合いをするのだけは嫌ですね。