2003年1月19日 日曜日

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数30枚

話題の無い朝

 久しぶりに雨の予報ですが、まだ降っ
ていないようです。急がなくっちゃ。
毎日同じ場所を歩いていると、話題も発
見も何にもない日も続きます。そんな日
の日記ってのが困りますね。特に今朝は
雨が降り出しそうなので、いつもより早
足の散歩になってしまい、町の観察なん
て余裕もなく終えてしまったんですよ。
 こんな雨の予報にもかかわらず、日曜
日とあって境内には坂東札所巡りと、台
湾の団体が来ています。また、規則正し
くうち寄せる波のように、場外馬券場に
向かう団体さんともすれ違います。地下
鉄の到着する間隔で自然と団子ができて
しまうんですね。散歩していると、この
タイミングが結構楽しいんです。間隔を
計ってみると、4〜5分間隔。一回の団
子はおよそ50名。ほぼ半数の人が熱心
に新聞に見入ってるのです。規則正しく
押し寄せる”一攫千金団子”、結構微笑
ましいんですよ。
 浅草公会堂の浅草歌舞伎も中日を過ぎ
、玄関には当日券の案内が大きく掲げら
れております。聞くところによると、今
年の入りは今一つって感じなのだとか。
どうせ観るのなら、やっぱり大御所の出
演するお芝居を観たいですよね。
 浅草公会堂では、歌舞伎公演と平行し
て「染絵てぬぐいの世界」が開催されて
おります。こちらは、木戸銭無しってい
うか、販売中心の展示ってところでしょ
う。
 てぬぐいは、江戸っ子の粋を表現する
小物として、さまざまな柄が楽しめるん
ですよ。また、実用品としても被り物、
帯、ひざ掛け、飾り物等々さまざまな用
途に使われております。絵画のように専
用額に入れて季節を楽しんだり、小物を
創る小布としても利用されております。
 天明四年に、山東京伝が集めた「たな
くひ合わせ(手拭い合わせ)」という日
本ではじめての「手拭い展」が開催され
ました。その展示会の記念誌として、同
名の書籍も出版されました。当時の文化
人が、夫々趣向を凝らした手ぬぐい。江
戸天明の粋人、作家、画家、役者等、市
井風流人が描いた「染絵手拭い」の復刻
展示販売を始め、手拭い作家の川上千尋
さんの作品が多数展示されております。
他では味わえない江戸時代の庶民感覚を
お楽しみください。今月26日まで開催
されております。
 あほまろは、夕方から歌舞伎鑑賞。で
も、浅草公会堂じゃなく歌舞伎座で、「
助六由縁江戸桜」を堪能してきます。3
年前に市川新之助の助六が話題になりま
したが、残念ながら(?)今回はお父さ
んの市川団十郎なのです。新之助君は、
大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」の撮影で忙
しいんでしょう。
 何の話題も無い今朝の散歩でしたが、
何か書いていると結構規定の文字数を埋
めることができるんですね。
また明日!!