2003年1月12日 日曜日

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数28枚

オレの葬儀

 とっても寒い朝なのに、モモちゃんは
とっても楽しそうです。昨日は大阪だっ
たので、朝の散歩ができなかったんです
からね。いつもは自分が先に歩くことは
無いんですけど、あほまろを導きくよう
に引っ張っていくのでした。まるで、散
歩のコースはこっちだよって教えている
ようです。たった一日行かなかっただけ
で、毎日のコースを忘れる訳無いでしょ
うモモちゃん。
 明日は成人式です。境内には再び出店
が並びました。晴れ着に着飾った新成人
達が式典を終えて大勢詰めかけるんでし
ょうね。浅草公会堂で行われている浅草
歌舞伎は休演となって、新成人を祝う祝
典が行われるようです。
 インターネットのアサヒコムの特集、
「複職時代」に、”オレの葬儀に何人く
る?”。ディレクターズマガジン編集長
の田中さんのコラムが載っていました。
 ”参列者が少ない葬儀というのは、親
族でなくても、居たたまれない気持ちに
なるものだ・・・”と、あまりにも寂し
い他人の葬儀に出席して感じたことが綴
られております。”読経の途中で始まっ
た焼香は、10分そこそこで列が途切れ
てしまった・・・”、短いコラムですが
、身につまされる思いです。
 「おれの葬式には何人きてくれるだろ
うか」。そんなこと真剣に考えてみたこ
とは有りませんでしたが、死んだ人間に
とってはどうでも良いこと、ただ残され
た親族にとっては複雑な気持ちになるの
でしょうね。”お父ちゃんって、こんな
人だったんだ。いつも偉そうなことばっ
か言ってたくせに・・・”。
 このコラムがとっても気になってしま
い、今年の年賀状を見直してみました。
今年のプライベートの年賀状は186枚
、企業のお付き合いが約200枚、ダイ
レクトメールっぽいのが数十枚。そのう
ち、仕事抜きのつきあいで、自分の葬式
に出てくれそうな人を選んでみました。
賀状を読み直しながら、仕事関係でない
友人関係でお付き合いの有った方、香典
(今の相場は一万円)を持って駆けつけ
てくれそうな方、数えてみるとたったの
数人。なんだか悲しくなってきました。
 今年から、あほまろの住所録のタイト
ルは、「おれの葬式の出席予定リスト
そんなチェック項目を増やしてみました
。現在のところ、親類、企業関係を除く
と、本命は10名程度なのです。ちょっ
と悲しいですね。これから参列者を増や
す活動を真剣に考えて生きてみます。成
人の日を前に、新成人のような気持ちで
バカなことを真剣に考えてしまった、ア
ホでした。