2002年10月31日 木曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数23枚

ボヤ騒ぎ!
 東京消防庁の発表によると、火事の発生件数は
減少中であるが、その中でも東京における放火の
件数が増加中とのことで、全体の火事の要因とし
て、タバコの不始末を抜いて、放火がトップにな
っているそうです。         
 今朝も、仲見世の裏で放火騒動がありました。
7時頃、ドレス店の店頭に出していた端切れなど
に、誰かが火を付けたそうです。幸い発見が早く
、店のシャッターを焦がした程度で済んだのです
が、発見が遅く延焼でもしたら、木造で密集一帯
は恐ろしい事になっていたでしょう。怖いことで
すね。東京の場合は、バブル崩壊の1991年頃
から、放火件数が急増しているそうです。不景気
と失業増加、加えて子供たちに対する”火の危険
”についての教育不足などがすべてこの現象の原
因と指摘されています。      
 しかしながら、放火の原因について特定するこ
とは難しいのです。考えられる対策としては、住
民によるパトロール、消防署による広報活動、教
室での子供たちの教育強化などが挙げられます。
しかし、これらはいずれも対症療法であって、根
本的治療とは言えません。放火犯人の動機は一体
何なのでしょう。怒りなのか、不平不満なのか、
好奇心なのか、それともスリルを求めるのか。現
代社会には、こうした動機を持つ人々の数が多い
のも現状です。放火をふせぐには、より広い観点
から考えてみなければいけないのでしょう。
 今朝の境内から、ホームレスの姿が消えていま
す。きっと、警察の事情聴取に連れていかれたの
でしょう。でも、ここに住みついている連中が近
所に放火する訳は無いでしょう。きっと、余所か
らやってきた者の仕業に違いないのでは。 
 東京消防庁によると、今年上半期に、放置され
た使い捨てタイプの電子式ライターが原因とみら
れる車両火災が4件発生していたことを明らかに
しました。いずれのケースも車内に放置し、存在
を忘れていたライターが失火原因となっているそ
うです。電子式のライターは1回のプッシュで確
実に火が着いて便利ですが、シートの下に落とし
たライターがこの利点を利用して火を着けてしま
うのだとか。シートに座った重みで着火動作を起
こしてシートを燃やした例や、スライドレールに
挟まったライターが着火動作を起こして発火した
例などの具体例をあげています。以前より低価格
化が進んだため、電子式ライターの利用も多くな
っていますが、低価格であるがゆえ、無くしてし
まっても真剣に探し出さなくなってしまい、この
ようにして紛失したライターがどこかに引っかか
ったまま固定され、ある日突然に牙を剥く…、も
し、紛失しても“どこにいったんだろう、まあい
いか”で済まさず、確実に探してくださいね。
 それとも、もう一度マッチの復活を真剣に考え
てみませんか。今のマッチは260℃以上に成ら
なければ自然発火しませんし、公害も無いんです
よ。あほまろは、そんなマッチが好きで、いっぱ
い集めています。集めるといっても、明治時代の
ラベルを中心の収集ですけどね。もうすぐ三万種
類に達するんですよ。いつか、皆さんに公開した
いですね。                 
 今朝の日記は火事の話で終わりそうですが、一
応浅草寺境内の様子。今朝はだ〜れも居ない静か
な境内です。と、いっても火事場見物にも居ない
んですね。明日はいよいよ”酉の市”。また、3
日の文化の日には”東京時代祭”。弥が上にも賑
わいをみせるんですよ。           
 菊花の定点観測:ご覧の通り、全体が開花し真
っ赤になってきました。このあたりで終わるので
しょうかね。どうせなら、緑が無くなるほど真っ
赤になって欲しいですね。