2002年10月21日 月曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数30枚

風流感謝
 昨日からの雨は今朝も続き、急激に冷え込んで
きたようです。あほまろ家の犬たちも、夜中に布
団に潜り込んでくるようにったってことは、本当
に寒さが訪れてきたんですね。昨日の競馬、”菊
花賞”、落馬なんて予想外の展開で、フトコロ具
合も寒くなりました。いよいよ北海道から雪の便
りも聞こえてきましたね。  
 浅草では来月早々、鷲神社例祭の酉の市が行わ
れます。今年は、1日(金)13日(水)25(
月)と三回行われます。このように、三の酉の年
は火事が多いといわれていますので、みなさんも
用心してください。この由来は、宵に鳴かぬニワ
トリが鳴くと「火事が出る」といわれたことから
出た俗信です。ニワトリは神の使いであるとされ
、「時」を知るために飼われていたのです。また
、三の酉の頃になると次第に寒さも増し、火を使
う機会が増えることから火に対する戒め、慎みか
らいわれてきたのでしょう。来年は、樋口一葉の
お札も登場しますので、樋口一葉の歌碑が建立さ
れている鷲神社境内は、例年以上の人出で賑わう
のでしょうね。               
 江戸前期の俳人、宝井其角の句、”春を待つ 
ことのはじめや 酉の市”ってのが有名ですね。
酉の市では、福徳をかき寄せる、福をとり寄せる
という縁起から、おかめや千両箱などの飾りが付
けられた縁起の良い熊手を求めるのが良いとされ
、境内には毎年百件以上の熊手売りの店が出店す
るのです。あほまろは、不景気を吹き飛ばしてく
れそうな大きな熊手を買う予定でいます。   
 浅草のれん会の加盟店の店頭に、”風流感謝”
ってポスターが貼られています。風流とは、「み
やびやかな」の意から出たもので、趣向を凝らし
た作り物や仮装を伴うことをさすのですが、のれ
ん会では、何をさして”風流”って言葉を使った
んでしょうね。しかし、難しい事は抜きにして、
こんなポスターを見た観光客が、”あー、浅草っ
ぽい表現だね”なんて言ってくれるんでしょう。
感謝の宛先は、”御贔屓様江”となっているんで
すからね。                 
 「菊花の定点観測」全体の花が開き始めてきま
した。特に先端部は完全に開花しております。僅
か一日で、こんなに様相が変化するのですね。明
日が楽しみです。