2002年9月26日 木曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数31枚

ウイルス
 今更いうまでもないが、コンピューターウイル
スが問題になっている。昨日このコンピューター
ウイルス駆除ソフトで有名なトレンドマイクロ社
のサイトで、利用者がユーザー登録を更新する際
に、他人の名前やメールアドレスなど10人分以
上の個人情報が誤まって表示されたそうだ。あほ
まろもこのソフトを使用している。しかし、ユー
ザー登録を行っていなかたったので問題が無いの
だが、取扱説明書通りにユーザー登録をした人達
が被害にあったようだ。会社側は、ウイルス制作
者の復讐かと、騒いだかどうかは不明だが、同社
の説明によると、今回のトラブルは、更新手続き
のアクセスが集中したためシステムが正常に稼働
しなかったのが原因、単純なプログラミングミス
だったようだ。数年前、アメリカで、コンピュー
ターウイルス除去ソフト会社が、自ら特殊なウイ
ルスを作製してその除去が出来るソフトを販売し
て儲けた会社が問題になったことがある。あほま
ろも、パーソナルコンピュータが普及しだした頃
の80年代、ある動作をすると文字が化けてしま
うとか、画面の文字が踊り出したり、まるで熔け
てしまうように画面の下に落ちてしまう悪戯のソ
フトを作って、他人のコンピュータに仕込んで楽
しんだ。そのころは単なる遊びで、そんなソフト
の制作方法も雑誌に平気で掲載されていたのだっ
た。もちろん、その頃にはウイルスなんて言葉す
ら存在しなかったのだった。当時の悪戯は、対照
のコンピュータだけが被害にあう程度の軽いもの
だった、しかし、今ではネットワークの普及によ
って全世界、瞬時に感染してしまう危険なものに
進化してしまった。安易におかしなホームページ
をクリックしないようにしましょうね。    
 10月15日(月)〜11月15日(木)まで、浅
草寺および浅草神社境内にて、”浅草菊花展”が
開催される。全国の園芸家が自慢の菊を持ち寄り
、丹念に育て上げていく。最終土曜日にその成果
が評価されるという、時代の流れに逆らったのん
びりと風流な催しだ。今朝の宝蔵門前では、”浅
草菊花展”の奉納提灯の取り付けが行われていた
。係りの人の話では、不況のせいで年々寄付をし
てくれる企業が少なくなり、今年はまだ全部が埋
まっていない状態。せっかくの年中行事にも不況
の影響が表れているのですね。  
 不況とは関係ないと思うのだが、最近、浅草寺
を訪れる朝の修学旅行生がめっきり減った。昨年
の日記を振り返ってみると、毎朝大勢の修学旅行
生で賑わっていた。9月11日のニューヨークテ
ロ事件の影響で、海外旅行を取りやめた学校も多
かったと記憶するが、喉元過ぎれば暑さ忘れるが
如く、早くも海外への修学旅行が復活したんでし
ょうかね。                 
 観光地としての浅草寺は、観光客や参拝客が減
るのは困ったことでしょう。古来から神仏に病気
の治癒を願うしきたりがあるが、この際、時代の
流れに沿って、コンピューターウイルス駆除のご
祈祷や、悪魔払いのように迷惑メール撃退祈祷、
古いコンピュータ供養、等々新手のお布施集めも
考えてみたら良いかもしれませんね。とあるお寺
では、インターネットを利用した会員制のホーム
ページで、ご祈祷を遠隔操作してくれるのだとか
、お店に出かけなくても商品が買えるのと同様、
そんな時代なんですよね。