2002年9月2日 月曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数29枚

秋ですね
 秋になったとはいえ、今朝も猛暑だ。ベランダ
を開けると、近所の田原小学校から元気な子供達
の朝礼の声が聞こえてきた。そうか、今日から学
校が始まったんだね。昨日は、雷門中部町会の子
供イベントが開催された。この夏休みで、真っ黒
に日焼けした子供達に夏休み最後の想い出をあげ
ようと毎年開催されている。会場となる小路の沿
道には、金魚すくいやヨーヨーなど、昔から変わ
らぬ人気の縁日が並び、ゲーム製作会社会社の協
力で、今人気の”信号確認ゲーム”で盛り上がっ
た。メインイベントは”すいか割”。目隠しをし
て思いっきり空振りをする子や、係員に手を添え
て貰っても当たらない子など、見ているだけで楽
しい。そんな様子を台東ケーブルテレビも取材を
てくれるのだった。子供だけではなく、大人も同
様に楽しめるよう、ビールやおつまみなどが用意
され、いつも忙しい近所の連中が車座になって、
暑い夏の終わりを楽しんだのです。あほまろとモ
モちゃんも、みんなの仲間に入れて貰ったのでし
た。下町は、近所付き合いで成り立っているので
すね。ここに越してきて2年半、ようやく下町の
結束が理解できるようになったあほまろでした。
 今朝の浅草寺境内は、まだ観光客が誰も来てい
ない。観音様をお参りして、秋の気配を感じに隅
田川河畔を歩いてみた。相変わらず、遊歩道は青
テントに占領されているが、最近は土手の上まで
その触手を伸ばしてきたようだ。こんな状況では
、隅田川を眺めながら感傷にふける事なんて誰も
出来ないね。どなたか、この青テントの増幅を抑
えてよ!                  
 そんな感傷もへったくれも無い隅田河畔を離れ
、再び浅草寺に戻ってくる。おや、さっきも観音
堂の階段に座って泣いていたお嬢さん、まだ泣い
ているよ。どうしたのでしょうね、まさか観音堂
の階段で、秋の感傷にふけって涙を流している訳
でも無さそうだし、誰かと待ち合わせをしている
様子でもない。でも、観音様の御利益にあずかり
たくてここに来たのでしょうね。おや、お嬢さん
ご本尊様にお尻を向けて座っちゃいけないんです
よ・・。なんて、声をかけたい気持ち。そんなこ
としたら、絶対に変態オジサンに思われるでしょ
うね。人の少ない境内で、とっても目立っていた
のです。そこに外人のオネエサンもやってきて、
お嬢さんの後ろに陣取って本を読み始めました。
そうか、浅草寺境内には休憩設備が無いので、こ
の階段を休息所としてるんですね。こんな連中に
浅草寺も気を利かし、”ようこそ”とでも言いな
がら、お茶でも出してあげたらいかがでしょう。
でも、外人さんはちゃんとお水を持参してます。
お嬢さんに水をさすつもりかなぁ。      
 オレンジ通りも、秋の花に植え替えられるよう
だ。ここの花壇は”春夏秋冬”季節の花を飾って
いるが、綺麗を保っているのは飾り付けの数日だ
け、その後はゴミ溜のようになっているのです。
また、心ない業者が商品を並べる展示台に使った
りもしているのですよ。もっと秋を満喫できるよ
うに、街も河岸も綺麗にしたいですね。隅田川河
畔で、堂々と失恋の涙を流したあと、観音様に未
来を託す。そんなイベント、浅草の新しい名物に
なるかもしれませんね。そんな訳で、せっかく飾
られる通りの花壇も、失恋を癒す連中の為に、み
んなで綺麗にしましょうね。