2002年8月27日 火曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数32枚

お練りですよ〜

 林家いっ平の真打昇進披露興行の成功を祈願す
る、お練りが行われる。浅草寺は江戸時代から、
芸能の守護神と称され、お芝居の役者さん達の出
世披露のお練りはしょっちゅう行われているのだ
が、落語家のお練りなんてのは暫く聞いた事がな
い。それも、これほど大がかりなお練りってのも
昨年の4代目尾上松録の襲名披露以来のことだ。
 今朝の浅草寺境内には、林家いっ平の所属する
石原プロモーションの連中が、撮影の準備をして
いる。また、鳶頭連中も木遣りで行列に参加する
ための準備。こんな大がかりなお練りも、石原プ
ロモーションに所属しているから出来るのだろう
ね。普通は、噺家なんてのはプロダクションなん
かには所属しておらず、協会から来る仕事と、自
分でせっせと営業を行っているのが実態。若輩者
が、このような格好で大袈裟にお披露目を行うな
んて考えてもみなかったよ。あほまろは、林家の
噺家が嫌いなので、お練りを見にいくつもりは無
い。故林家三平の次男だということで、実力も無
いのに昇進させてしまうんだからね。でも、真打
ちになったからって、食べていけない連中も続出
しているとか。食えない真打ち連中も、いっ平の
ように、大手プロダクションに加入して、バラエ
ティ専門の芸能人をやった方が良いかもよ。でも
、そっちの方も最近は人数が多くて、トグロを巻
いてる状態かもしれないね。  
 そもそも、いっ平が、石原プロモーションに所
属したのは、姉の旦那が所属するプロダクション
だったからってことらしい。峰竜太って奴だよ。
その女房は、可愛そうに、林家のやんちゃ娘の”
みどり”なんだよね。石原裕次郎が作ったプロダ
クションである、石原プロモーション。裕次郎の
兄である東京都知事の慎太郎が、銀座4丁目でカ
ーチェイスが出来るような条例を改正するって言
っていたが、”西部警察”のドラマでも復活させ
るつもりなんでしょうかね。         
 今朝のテレビで、ダイアナさんが事故死をして
から今月末で5年が経つといっていた。当時は、
イギリスの王室批判が騒がしかったが、5年も経
つと追悼ムードは意外に静からしい。”人々のプ
リンセスをいじめ、追い出した”などと評判を落
とした王室はこの5年間で、信頼回復に成功した
ようだ。その信頼回復の一環として、エリザベス
女王は、即位50年を記念してバッキンガム宮殿
に市民を招いて開催されたロックコンサートは、
大盛況だった。ダイアナが死去した際、「冷たい
」「国民からかけ離れている」などと批判された
経験を薬に、人々に直接働きかけ始めたのは明ら
かなのだ。信頼を回復した時期がチャンスと、チ
ャールズ皇太子が国王に就き、恋人のカミラ・パ
ーカー・ボウルズさんとの結婚も一連の流れの中
で、国民に認められていくのでしょうね。   
 どこの世界でも、実力よりもプロモーションが
人気(世論)を左右するってのが、当たり前なん
ですね。いっ平ちゃんもこれからが人生の本番で
すよ。貴方に対しては、親父を越えろとは言わな
いが、親父の様にだけは成らないで欲しいと言い
たいですね。