2002年8月20日 火曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数34枚

強風で

 今回の台風13号も関東地方を反れてくれたお
かげで、今朝は超ド・ピーカン。しかし風はまだ
強い。毎朝の散歩には欠かさず帽子を被っていく
が、今朝は強風で飛ばされる懸念。よって、あほ
まろのハ○を世間にお披露目をすることになんて
しまった。毎朝モモちゃんに声をかけてくれる方
々、いつもの目線はモモちゃんなのに、何故かや
や上目の視線を気にしながらの朝の挨拶。みなさ
んに初公開の素頭、きっと笑ってるんでしょうね
。”あいつは○ゲてんだ・・”、なんて。   
 強風の浅草では、あちこちで植木鉢や看板が倒
れている。また、道路ではゴミと枯れ葉が渦を巻
き、あほまろのような、中年サラリーマンの限ら
れた資源で、頭皮を最大限に覆われた格子状の髪
が、この強風によって波打つ様子が傍目に愉快だ
。ミニスカートの若い女性が、信号待ちでやたら
堂々としているのも愉快だ。通勤バスの横を、大
量のビニール袋が舞っている姿だけは頂けない。
 そんな光景を写そうと努力したが、当たり前だ
が写真に風は撮せなかったよ。        
 ”社会を明るくする運動”が行われている。明
るくといっても、電灯を付けて歩く訳じゃない。
説明書きによれば、”すべての国民が、犯罪や非
行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解
を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯
罪や非行のない明るい社会を築こうとする全国的
な運動です”と難しい説明がなされている。いわ
ば、犯罪や非行を犯した人間であっても、過去を
清算し、生活態度を改めるために協力しましょう
ってことだ。そんな運動が、なぜ”明るい社会を
つくろう運動”になったのかは判らないが、主旨
とは全く違ったイメージを持ってしまうんだよ。
 昨夜、夜遊びを咎める祖父母が憎く、”家族さ
え居なければ自由に遊び歩ける”と、仲間と共謀
して祖父母と両親を惨殺しようとして失敗した中
学生が捕まった。このような犯罪の低年齢化と凶
悪化が問題にされ、政府は解決策の一環として少
年法を改正した。そんな事で、解決がはかれる訳
が無い。             
 この運動は、台東区保護司会と浅草寺が協力し
て行っている。過去の清算は、信仰によって心持
を改め、更生してもらおうと頑張ってるんでしょ
うね。でも、あくまでも犯罪を犯した連中のため
であり、真面目に暮らす青少年に対して、”健全
は家庭の存在”を訴えた方が、犯罪防止に役立つ
運動ではないでしょうかね。       
 毎日、浅草寺境内にやってくる家族を見ている
と、みんな仲良く楽しそうにお参りをしている。
信仰心が犯罪に一役かっているってのは、確かな
のかもしれない。              
 境内で、強風にバタバタと音をたてて存在感を
アピールしていた、”社会を明るくする運動”の
幟を改めて見直した、今朝のあほまろでした。