2002年8月6日 火曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数18枚

口中の想い出

 このクソ暑い中、とんでもないことをやってし
まった。むかむか吐き気をもよおしながらの散歩
となってしまった。子供の頃始めて飲んだコーラ
ーの味で咽せたような、口の中に浣腸をされたよ
うな、パプアニューギニアで椰子蟹のミソの生臭
さのような・・・、今まで生きてきた中で最も気
分の悪い食べ物を食べてしまった。食べたといっ
ても飲み込んだ訳ではない。ちょっと口の中に入
ったっていうか、間違って入れてしまったってい
うか・・・・・・。             
 予報では東京地方は36度まで気温が上がるら
しい。朝の時点で、すでに31度になっている。
こんなクソ暑い日でも観光客はやってくる。今朝
も台湾からの団体が大勢境内に押し掛け、気分の
悪いあほまろを余所に、陽気に騒いでいる。そん
な境内も、熱気で地面から水蒸気が蒸発している
かのように霞み、その熱気が更に暑さを増幅して
くれるのだ。もう全身は汗でびっしょり、モモち
ゃんもシッポは垂れ、長い舌を出しっぱなし。
 こんな時は、口直しに冷たい氷でも食べたいね
。この時期の食堂は、軒並み氷の看板が垂れ下が
る。夏季限定の冷やし中華も同様、見た目に涼し
さを演出している。かき氷にラムネをかけて、一
気に口の中に頬張り込みたい気分だ。普通かき氷
には、イチゴとか、レモンなどのシロップをかけ
るのが一般的だが、あれは甘くていけない。特に
ミルクなんかかけてしまった時には、大人の食い
物とはほど遠い食い物になってしまう。あほまろ
は、ラムネをかける。本当はビールか、ウイスキ
ーの水割りが良い。しかし昼間っていうか、朝っ
ぱらからアルコールを飲む訳ににはいかない。そ
んな時には、他の清涼飲料水でも良いのだろうが
、あほまろはラムネがでなければならない。  
 あほまろがご幼少の頃、祖父に連れていっても
らった縁日の食堂。毎回、かき氷かラムネ、どっ
ちかを選ばなければいけなかった。毎回悩んだ。
出かける前から決めていたこともあった。大人に
なったら、自分のお金でかき氷とラムネ両方を食
べるぞ。と、固い決心を今も貫いているのだ。 
 ”かき氷はラムネに限る”
 氷の招布(まねき)が涼しさを演出するのだが
、下げる時にはバランスを考えて欲しいものだ。
”氷”と”冷やし中華”。この組み合わせが最高
。”氷”と”カレーライス”、”氷”と”焼きそ
ば”、”氷”と”ラーメン”なんてのは止して欲
しいね。なにか、氷が熔けてしまいそうで可愛そ
うだよ。                
 歩きながらそんな事を考えるのも、今朝の不快
な出来事に起因する。この気持ち悪さをなんとか
打ち消そうと、美味しい物をいろいろ想像とは裏
腹に、口の中の惨状は続く。ふっと正気に戻る
と吐き気が・・・・・。         
あーどうして、歯磨きとビオレ、間違ってしまっ
たんだ!
紛らわしい場所に置いとくなよな〜!