2002年5月20日 月曜日       

今朝の写真
CANON EOS-D60
CANON ZOOM 17-35 F2.8
撮影枚数53枚

終わったね・・

 祭りの後の寂しさはみな同じだろう。浅草も三
社祭が終わると、みんな精気の抜け殻のようにな
ってしまう。犬仲間との挨拶もみんな同じ。”お
祭り終わってしまいましたね”。そんな言葉は、
何かむなしい。みんな次のお祭りが早く来て欲し
いと熱望しているようにも感じる。そんなことい
ったって、三社祭は昨日終わったばかりなんだよ
ね。                    
 あほまろは、三社祭初日の土砂降りを除き、二
日間で1798枚の写真を撮影した。これって、
フイルムに換算すると36枚撮りで約50本にも
なってしまう。しかし、このデジタル時代は素晴
らしい。こんな膨大な写真でも、小さいハードデ
ィスクに整理されて仕舞われるのだ。最近は、画
素数も多くなり、今回使用したカメラの画素数を
630万画素。撮影感度によっても異なるが、フ
ァイル容量は一枚2〜3メガになってしまい。カ
メラからの取り込みや整理には以前に増して時間
を要するようになってしまった。おかげで、”外
で撮影、家で整理”こんな事の繰り返しだった。
そんな昨日は、せっかく宮入りの桟敷席を手に入
れていたのだが、朝4時起きと本社神輿の追っか
けで、体力は限界。おまけに、あちこちで引っか
かっての一杯が正体の無い眠りに誘ってしまった
のだった。残念ながら、今年のお祭りの終焉は夢
の中の出来事だったようだ。         
 せっかく撮影した写真も、見てくれる人がいる
から努力するのだ。幸い、あほまろは、ホームペ
ージ上に大勢の仲間がいる。みんな三社祭の写真
を期待しているのだ。今朝も催促のメールが数通
舞い込んでいる。これも、ホームページを公開し
ている者の義務なのだね。今、整理中なので、も
う少々お時間を頂きたいと思います。今年のお勧
めも、やっぱり”宮出し”の光景ですよ。   
 お祭りで賑わった、浅草公会堂の前の手形の広
場に、ようやく小さん師匠の花が供えられた。本
来なら、亡くなった翌日よりお供えされるのだが
、ちょうど三社祭の最中でもあり、遅れてしまっ
たのだろう。お葬式も済んだようで、四十九日が
済んで落ち着いた頃に、お参りに行くつもりだ。
 雷門通りはお祭り広場として歩行者に開放され
た。数え切れない御神輿が集まり、終日賑わって
た。そんなみんなの夢の跡は凄まじい。まるで大
きく長いゴミ箱って状態なのだ。商店前の歩道上
は、早朝から忙しそうに掃除をしているが、道路
に至っては誰も片付ける者がいない。これってい
ったいどうなってしまうんだろうね。自動車の通
り抜ける風に任せて、自然にどっかに飛んでいっ
てしまうものだろうか。雷門前では、境内の清掃
の係員が、”まったく頭が痛いよ”と、嘆いては
いたが、”道路は、俺たちの仕事じゃないよ”と
、見向きもしない。どうも、祭りの後の虚しさは
、今のところ自然淘汰を待たなければいけないよ
うだ。