2002年5月7日 火曜日       

今朝の写真 
CANON EOS-D60
CANON ZOOM 17-35 F2.8
撮影枚数21枚

ゴミ!!
 小雨の朝になってしまったが、連休中でなくて
良かったね。この連休中に行楽やイベントに出か
けたみなさん、楽しいお弁当や飲み物からゴミが
出ないように工夫しましたか。出かける前から、
ゴミは捨てないで持って帰るものと考えて家を出
れば、持って帰ってくることにそれほど抵抗を感
じないと思うが、最初からゴミはどこかに捨て帰
ろうと思って出かけたみなさんは、子供にゴミ箱
を探させてでも捨てようとしませんでしたか。ゴ
ミ箱がなければ、帰りの駅などで捨てればいいと
思っていたでしょう。そんな、功罪の分かれ道は
家を出るとき、ゴミは持って帰るものと思ったか
思わなかったかのちょっとした意識の違いなので
しょうね。そんなあほまろも、ゴミはゴミ箱に入
れるものと思って暮らしていましたが、雨の日も
風の日も、毎朝浅草寺の境内を清掃している清掃
員の活躍を見ていると、自然にゴミは自宅で処理
しなければいけない。そんな考えになってきたの
です。一昨年前は、モモちゃんの”うんち”を拾
ったスーパーの袋を、平気で境内のゴミ箱に捨て
ていました。浅草に越してくる前の北の丸公園で
は、人が見ていない時には、そのままの状態で放
置して帰ってきたこともありました。今、反省し
てるのです。でも、あほまろ一人が反省しても、
境内のゴミは増える一方です。今朝も係員達は、
小雨の中この連休中に出たゴミの処理に追われて
いました。しかし、このゴミを良く見ると、屋台
で出された発泡スチロールの食器や、箱類がやた
らに目立っているのだ。所場代を払って出店する
屋台なので、ゴミの処理料金も含まれているのだ
ろうが、発泡スチロールの食器はダイオキシンの
基にもなる危険な物なのだ。         
 中国では、ビニールの包装材の代替品として紙
包装材が使われるようになっている。工業用とし
ては、セメントの包装材として紙製品の使用がす
でに定着しており、1999年7月から鉄道車内
食の発泡スチロールやプラスチック食器の使用が
全面的に禁止され、その代りに紙食器の使用が勧
められている。また、穀物の包装材として麻袋、
プラスチック袋、布袋の代りに紙袋が登場してい
る。弾力性のある紙材料で造られる紙包装材は、
遠距離輸送に十分対応できる強さを持つだけでは
なく、無毒、低汚染、国際衛生基準にも合うため
、大変高評されている。また、ここ数年、紙材料
で作られた家具が、大変な話題を呼んでいる。一
部の先進国では、再生紙を利用する紙家具のシリ
ーズ商品までも、市場に出回るようになっている
。超強度の板紙で出来た家具が木製家具に負けな
いほどの強さを持っており、精練されたデザイン
、艶やかな彩り、組立の便利さ、木製家具より3
分の1も安くなる手頃さなどは、更に新奇さを求
める消費者ニーズに答えている。       
 先日のこどもの日に、和紙で有名な、高知県の
伊野町では、紙で作った鯉のぼりを、川の流れで
泳がせる光景がテレビで流れていた。およそ一週
間ほど、川の流れの中にあっても破れることもな
く、元気な姿を見せている。日本には古来より、
こんな丈夫な和紙があるんですよ。浅草寺も、屋
台の出店にあたり、発泡スチロールの食器を禁止
して、紙製の使用を強制しても良いのではないで
しょうか。
  (ちょっと偉そうに書いてしまったね)
 浅草観光センターの玄関に、奉納提灯を取り付
ける台が設置された。これから総ての家の軒先に
も設置される。ここに提灯が下がると、浅草は、
もう三社祭一色になってしまうのだ。お祭りの最
中のゴミってのは、毎年、想像を絶する量が排出
されるんだよ。三社祭にお越しの際には、ゴミを
持ち帰るようにして欲しいですね。