2002年5月5日 日曜日       

今朝の写真 
CANON EOS-D60
TAMRON SP ZOOM 24-135 F3.5-5.6
撮影枚数29枚

子供の日に
 子供の成長を記録する”柱の傷”なんてのは、
あほまろが子供の頃の話なのだ。田舎の家の柱に
は、”これはあほまろが小学校1年生の時”、な
んて傷も残っていたっけ。しかしそんな思いでも
遠の昔に取り壊されてしまった。それよりも住宅
文化の多様化で、傷を付けても良い柱なんてのは
無くなってしまった。また、借家の場合は、柱に
傷でも付けようなら、明け渡す時のチェックで過
大な保証金を請求されることだろう。そんなこん
なで、”柱の傷”文化なんて事自体も、人々の記
憶の中から消え去ってしまったんだね。
 ”柱の傷”を復活宣言! あほまろは、面白い
アイデアを思いついた。「柱に傷をつけない柱の
傷」と題したシールなのだ。およそ20cm程の
長さの透明のシールに目盛りが書かれ、その横に
名前と日付を書く欄を儲ける。マジックテープで
取り外し自由なシールで、下には重りが付いた糸
が下がっている。これは勿論、床から何センチと
決めた位置を知るためだ。毎年子供の日には、決
められた位置に取り付け、思う存分”柱の傷”を
つけることが出来る。こうなりゃ引っ越しだって
、旅行にだって、いつでもお供することができる
”柱の傷”なのだ。親子代々、記録し続け、数千
年後には、21世紀の日本人の標準身長を示した
、貴重な文化財になってるかもしれないぜ。  
 「柱に傷をつけない柱の傷」を、どなたか商品
化しませんかね。アイデア料と、ロイヤリティは
お話の上・・。本当にあほまろは、バカだねぇ・
・。                    
 初節句の子供に、陣羽織のような着物を着せた
若夫婦が浅草寺に詣でている。初節句には、赤ち
ゃんの健やかな成長と厄除けを願うために行われ
る行事で、お七夜・お宮参り・お食い初めのお祝
いなど、赤ちゃんが産まれるとどこの家庭でも必
ず行う行事なのだ。初節句には、赤ちゃんに縁起
を担いで、陣羽織を着せてお祝いをするのも一般
的だ。武将のようにたくましく育って欲しいと考
えられていたためだろうか、そんな陣羽織は”赤
”が基調になっている。風水などでも燃えるよう
な”赤”は生命を表し、厄を払うと言う意味で、
健康と災厄除けの意味が込められているらしい。
 そんな陣羽織は、お節句飾りを扱っている人形
店や和服専門店で売られているが、陣羽織がない
場合は、ベビー服に赤いものをつけたりリボンを
付けたりしても良いそうだ。これも、アイデア風
水ってことだろうね。特に最近は、子供達の心の
問題などが取り沙汰されている。子供達の心を満
たしてあげられる四季折々の心豊かな行事を通し
て、大人として伝統の文化を子供達に大切に伝え
てあげたいですね。          
 浅草寺境内は朝から大勢の台湾からの観光客で
賑わっている。そんな中、最近目につく屋台があ
る。側を通るだけで、カレーと香辛料の臭いが漂
ってくるインド人が経営する”あつあつインド料
理”店だ。メニューを見ると、「サモサ100円
」「タンドリーチキン・モモ300円」「シシカ
バブー500円」「チキンカレー300円」等々
。また、インドの紅茶や清涼飲料水も売られてい
るのだ。原宿や、秋葉原では中近東の人間が、ラ
ム肉を売る屋台を出しているのを見たことがある
が、ここ浅草では珍しいお店の登場である。これ
も、ちゃんと所場代を払って正規に営業している
のだろうね。臭いは美味しそうだが、味はどうな
のだろう?歩きながらナンに包まれたチキンを食
べていたお嬢さんに聞いてみると、”しょっぱく
て苦い”そんな感想が返ってきた。ってことは、
どちらかというと、不味いってことなのだろうか
ねぇ。あほまろは遠慮しておきますよ。縁日にも
国際化の波が押し寄せてくるんだね。そのうち、
世界中の屋台が一堂に介する場所になってるかも
しれないね。