2002年5月2日 木曜日       

今朝の写真 
CANON EOS-D60
TAMRON SP ZOOM 24-135 F3.5-5.6
撮影枚数41枚

電線に?
 浅草寺境内に「桜茶屋」の取り壊しが行われて
いた。今年は桜の外れ年になってしまったが、こ
の「桜茶屋」は三月始めから四月末まで営業をし
ていたが、訪れる客はまばらだったようだ。これ
も一気に咲いて一気に散ってしまった今年の桜が
悪いのだろうね。この場所は、次の「菊茶屋」ま
で暫しのお別れとなる。 
 連休中日といっても、今日も平日で通常通りの
仕事をする人も多いだろう。日本の景気が良い頃
には、都内の名所旧跡は地方からの観光客で賑わ
っていたのだが、浅草界隈は普通の休日と同様の
人出。しかし、テレビによるとこの連休を利用し
て海外に出かけた人は、過去最高になったとの事
だが、昨年のテロ事件以来海外旅行を控えていた
連中が痺れをきらして飛び出して行ったのだろう
ね。あほまろの子供が小さい頃のゴールデンウィ
ークといったら、「東京ディズニーランド」や、
「浅草花やしき」などに連れていった事はあった
が、混雑する海外旅行には連れていった記憶が無
い。子供達は何処かに行きたがっていたのだが、
いつも”大人になるまでがまんがまん”、そんな
勝手な事で言いくるめていたような。そんな子供
達も大人になってしまい、勝手に自分たちだけで
何処かに出かけてしまう。こんな事だったら、子
供の頃もっと連れていってあげれば良かった。今
更ながら女房と勝手な事を話してしまうんだよね
。いつまでも子供は親の自由になるわけ、ないよ
なぁ。でも、あほまろには、犬の子が三匹いるん
で、弁当持って公園にでも連れて行きましょうか
ね。(連休を楽しむ連中の新聞記事を読んで、ち
ょっと寂しい気分になったあほまろでした。) 
 町のライフライン。都市生活に不可欠な水道・
電気・ガスなどの供給システムをいう。文明が発
達してくると、ライフラインの内容も変化してく
る。江戸時代の生活えは、電気・ガス・水道・電
話などが無くても用が足りた。今、それらが無く
なったらどうだろうか。全くとはいわないが、か
なり不自由な生活に我慢を強いられるだろう。今
、東京都では、災害時の電気、電話、ガス、上水
道、下水道のライフラインの安全性・信頼性の向
上や電柱倒壊による通行止めなど交通阻害要因を
除くため、共同溝・電線共同溝の整備を推進し、
実施しているのだが、ここ浅草では、未だに電線
や電話線が無防備にむき出している。このような
電線を切ったとろこで、市民生活には支障が無い
ように思われるが、、区の施設や銀行、警察に入
る電線の流れを調べてみると、電気と一緒に、通
信回線やケーブルテレビ回線をまとめて一箇所か
ら屋内に入っているようだ。こんな状態は、とっ
ても無防備で、危険だ。もし、盗聴でもしようと
思った輩は、むき出しの配線のどれが電話回線で
、どれがコンピューター専用回線であるのか容易
に知ることができる。先月統合した銀行のコンピ
ュータ処理でトラブルが発生したように、この線
を一本切ることでも同様のトラブルが発生するよ
うにも思えるのだ。まるで、蜘蛛の巣のように無
秩序に張り巡らされたケーブル。人間に例えると
、血管、それも動脈ともいえる重要な電線類なの
だ。それをこんな状態で向き出しで、IT先進国
と威張れるのでしょうかね。欧米では、その重要
性と地震等の災害時に備えて通信回線はすべて地
下埋設の規則をつくって徹底しているそうだ。そ
ういえば、昔、過激派が調布附近のケーブルを切
断し、成田空港の通信が出来なくなった事件があ
ったっけ。何処のケーブルが、何の目的で張られ
ているのか、地元の人間も知らなかったらしい。
そんな事、ちょっと調べれば判るんだよね。今、
雷門通りの電信柱の上には、政府の重要機密を握
る電線が走っているかも知れないぞ・・!。