2002年4月27日 土曜日       

今朝の写真 
CANON EOS-D60
CANON ZOOM 17-35 F2.8
撮影枚数27枚

ゴールデンウィーク
 世の中はゴールデンウィークが始まったようだ
が、あほまろは浅草に居座り続けるのだ。ヤケク
ソのようだが、どこにも出かける予定はない。し
いていえば、混雑する行楽地に行くより、寄席に
でもいって時間をつぶすのが一番かもしれない。
ある、落語サイトに、”ゴールデンウィークと言
えば好楽のシーズンと考えていたら、好楽と言え
ば「長屋の花見」だよなと思って、落語、好楽と
繋がったんです・・”。そんなダジャレじみた文
章を読んでいて思ったのだった。そもそもゴール
デンウィークの連休といっても、中日の平日2日
間が休める人を対象に世間が騒いでいるだけで、
ほとんどの人は暦通りってことも言って欲しい。
昨夜など、マスコミがこぞって10連休の始まり
と告げ、成田空港や東京駅から行楽地に出かける
人を追いかけていた。そして、どこの局もお決ま
りのように、アナウンサー達が同情を集めるかの
ように、私たちはゴールデンウィークとは無縁な
仕事をしているとのコメントがメチャクチャわざ
とらしいのだ。               
 ”お前らだって、みんなが働いている平日に休
みが取れるだろ〜が!”           
 今日は、午後から浅草寺裏で“泣き相撲”が行
われる。本来は、安産子育の守護神を祭神に祀る
神社の行事に端を発するようだが、浅草では浅草
寺が主催して毎年この時期に行われる。境内裏に
設置された土俵に、まわし姿の力士に扮した若者
が、東西の土俵から幼児同志を抱きかかえ、掛け
声と共に、頭上高く振り上げて取組ませ、先に泣
いたほうを勝とする行事なのだ。赤子にとっては
、なんとも迷惑な行事だが、古来から泣く子は育
つとの意味に因んだものという。この”泣き相撲
”の風習は、全国的に行われているが、鹿沼市で
は国選択の無形民俗文化財にも指定されているら
しい。また、長崎の平戸市では、平戸藩主を悩ま
せ続けた亡霊が赤ちゃんの泣き声が聞こえると退
散したとの言い伝えを由来としているそうだ。理
由や由来はともあれ、世の親達は子供の健やかな
成長を祈願してくれるためだったら、泣こうが喚
こうが、この時ばかりは少々荒療治も許してしま
うようだ。昨年は、土俵の周りを大勢の見物客が
取り囲んで、「はっけよい」という行司の声に、
ほとんどの子供は無表情だったり、笑いだす子も
いた。そんなあどけない反応が大人の笑みを誘う
大人のための伝統行事なのかもしれない。 
 最近やたらと仲見世のお店が衣替えをする。今
朝も、新規に”きびだんご”屋さんがオープンし
た。またその向かいでも、まんじゅう屋さんの工
事が進んでいる。このたぐいの参道では、”食べ
物屋”に、観光客が集まるようだ。毎朝モモちゃ
んがお菓子を貰うおみやげ屋さんのご主人が、”
不味くても売れてしまうのが仲見世なんだよ・・
”。ゴールデンウィークは浅草にお越しを。