2002年4月16日 火曜日       

今朝の写真 
CANON EOS-D60
TAMRON SP ZOOM 24-135 F3.5-5.6
撮影枚数34枚

記録の日課
 風は強いが気温が高く、歩いていると汗ばんで
くる。木々の新緑を見ても、春たけなわって感じ
の浅草だ。今週末からいよいよ春の行事が開催さ
れる。まず、土曜日には恒例の流鏑馬が行われ、
日曜日は隅田川で早慶レガッタ。また、翌27日
の日曜日には、浅草寺裏の市川団十郎碑の前で、
泣き相撲が行われる。あほまろは、毎週のように
何かの行事が行われる浅草に住んでいると、それ
を記録するのが日課になってしまったように走り
回るのだ。しかし、そんな記録を撮っていったい
どうするの?自分自身の行動に疑問を感じてしま
う。その答えを明確に表現することは難しいが、
毎年繰り返される行事の内容に変わるところは無
いが、時代の流れと共に、そこに訪れる人々の表
情や服装に世相を感じるのだ。たとえば、バブル
真っ最中の平成初期のイベントに写っている人々
の表情は、昨今の同じイベントに集まった人々の
表情と比べ、みんながとても豊かで幸せそうで、
楽しそう。表情に生活の余裕までも感じ取れるの
だ。そんな空気を楽しんでいるのかもしれない。
 今月に入り、昨年の記録を整理してみた。浅草
周辺の行事と、毎朝の散歩の撮影のデジカメのフ
ァイルは21,590枚で、ファイル容量35G
B。また、フイルムでの記録は35ミリ約200
本。ブローニー約90本等の総数はおよそ8,0
00枚にものぼる。そんなフイルムは年を追うご
とに増え続け、今ではまったく整理もおぼつかな
い状況なのだ。それでも、毎日せっせと撮り続け
てしまうのは、一種の病気なのだろう。あほまろ
が生きている間には、絶対に整理が出来ないほど
貯まってしまった写真類を封印し、タイムカプセ
ルに入れ、数百年後も浅草に住む人達に残してあ
げることって出来ないのだろうかね。時々そんな
妄想にかられる事もあるんだよ。       
 最近は新学期が始まったばかりなので、修学旅
行の学生が来ない。今朝は、久しぶりに埼玉県か
ら小学生の団体が訪れてきた。今年度から始まっ
た、”総合学習”の一環として、”電車で行ける
範囲の日本史”らしい。今朝は、まず浅草寺周辺
を見て、これから水上バスに乗って芝の増上寺に
行くそうだ。”電車で行ける・・”って冠に、水
上バスを使うのは如何なものだろうか。まあそん
な硬いことは抜きにして今日は一日楽しんでちょ
うだいね。これが”ゆとり”教育っていうのなん
だろうね。あほまろには、遠足って感じにしか見
えないんだけど・・・・。          
 最近浅草のあちこちに、”出陣式”ってポスタ
ーが目につく。”浅草のみなさま大集合!!走る
演劇バス(浅草ー茨城)”こんな内容だ。先着1
000名を、バスで日光江戸村にご招待し、浅草
芸能を堪能してもらおうとするこの企画。先日お
兄さんを亡くした海老一染之助さんと、長山洋子
さんがご一緒するようだが、何が目的で人を集め
るのかは書かれていない。この不況時にただより
高いものは無いようだが、4月23日先着千名様
。朝8時45分、浅草公会堂に集合だそうです。
どなたか試してみたら?帰りに何かの契約書を持
たされなければ良いが。