2002年4月14日 日曜日       

今朝の写真 
CANON EOS-D60
CANON ZOOM 24-85 F3.5-4.5
撮影枚数23枚

行事のインフラ
 あの「岸壁の母」って歌は、二葉百合子のヒッ
ト曲と思っていたのだが、先日のお悔やみ記事で
、今月7日に亡くなった菊池章子さんの持ち歌だ
ったそうだ。昭和22年に「星の流れに」が大ヒ
ットし、昭和27年の第1回NHK紅白歌合戦に
も出場。あの誰もが知っている「岸壁の母」がヒ
ットしたのは、昭和30年だったそうだ。それ以
来、母ものを歌うイメージが定着して、平成8年
の「昭和の母」が最後の作品になった。享年78
歳、ご冥福をお祈りいたします。       
 日曜日の浅草は、観光客と場外馬券場のお客さ
んで賑わう。今朝も早朝から浅草寺境内は大勢の
観光客が押し掛けてきた。特に今日は4月の第2
日曜日で、「白鷺の舞」が奉納される。この白鷺
は、浅草寺絵巻の祭礼行事の中に描かれていた鷺
舞を、昭和43年11月に明治100年を記念し
て創始されたもので、古来から現存していた津和
野の「白鷺の舞」の形態を模して始められた。そ
んな訳で、浅草伝統の行事とはいえないが、今で
は浅草寺の行事として30年以上も続けられてい
る。白鷺をかたどった装束をつけた女性の踊り子
8人が、武人、楽人などを従えて、優雅な笛、太
鼓の調べに合わせて、白い羽を広げ、舞踊りなが
ら浅草寺を一巡する光景は、優雅で格調高い。 
 昨日は、オレンジ通りの花壇コンテストの発表
があったようだ。沿道に豪華に飾られた花壇は綺
麗なのだが、その側に違法駐車の車が並び、商店
では舗道上に商品を積み重ね、せっかくの花壇の
イメージを壊している。そんな状況で、多くの通
行人は、この花壇コンテストに気付くことも無く
通り過ぎていくのが寂しい。毎年この時期に思う
のだが、せっかくお金をかけて開催するお祭り、
この期間中だけでも、車の制限をし、商店には、
商品を舗道上に出さないように指導することが出
来ないのだろうか。もともと、どちらも違法行為
なのだから。また、心ない人達によって、悪戯さ
れてしまった花壇も有るようだ。税金の有効利用
って、使う事柄の周辺、つまりインフラをも含め
て計画しなければ無駄使いになってしまうのを、
行政さんは知っているのだろうか。この行事は、
台東区が主催して行っているのだが、あほまろの
近所のおばさんは、道路一本隔てたところに住ん
でいながら、このイベントを知らなかったそうだ
。地元民の税金で行われているのだから、近所に
ももっとPRが必要じゃないだろうか。こんな事
も、インフラの中に入るのだよ。