2002年3月1日 金曜日       

今朝の写真 
CANON EOS-D30
CANON ZOOM 24-85 F3.5-4.5
撮影枚数36枚

記録
 三月に入り急に気温が上昇し、雷門通りには朝
靄が立ちこめている。いよいよ春なのだ。桜も秒
読みに入ってきた。あほまろも今日から気分を新
たに、今まで2月間使用していた広角レンズを止
め、標準ズームに変えてみる。なぜかというと、
写真っていうのは、レンズによってイメージが大
きく変わる。冬景色はちょっと寒々しい表現を重
視するため、風景を広く大きく、できる限りどん
よりと曇った空を入れた。それだけで冬を表現す
るのは難しいが、見る人に外気温度が伝わって来
るような気分にさせる狙いもある。     
 あほまろは、この二年間毎朝浅草で働く人達を
記録し続けている。そのために毎朝のモモちゃん
との散歩には複数台のカメラを持って歩く。趣味
とはいえこれがまた大変な仕事なのだ。このペー
ジに掲載する写真は性格上どうしてもデジカメで
なければならないし、趣味の写真はフイルムでな
ければならない。それだけでもカメラは2台にな
るが、捕らえたい瞬間を逃さないため、望遠系と
広角系を持つと、3台4台ってこともしばしばな
のだ。今朝もいつものデジカメと、広角系はフジ
の”GA645W”を持って歩く。このカメラは
ブローニーのオートマチックなので、手間がかか
らないので、モノグサのあほまろには最適なカメ
ラなのだ。これからは、今まで撮り貯めた写真を
整理し、新世紀を迎えた浅草の朝の写真集を創っ
てみる予定でいる。また、最近では、8ミリ映画
にも凝りだしてしまった。デジタル全盛時代にな
んで今更と思われるだろうが、これがまた味があ
る。今制作中の作品は”ライフライン(仮題)’
と題し、浅草の路地に今も息づく昔から変わらな
い生活の臭いを撮している。完成の暁にはどこか
で上映会でも行いたいと思っているが、いつ完成
するのかは定かではない。        
 ”下町の名監督・加次井達雄”映画会が開催さ
れる。あの有名な”八つ目鰻”の元ご主人・加次
井達雄氏が自ら監督撮影した作品の上映会だ。浅
草を舞台にした下町情緒あふれる懐かしい作品を
一挙に上映するそうだ。小型映画マニアの落語家
三笑亭笑三師匠が企画し、テプコ浅草館で明日か
ら行われる。3月2日・3日、午後1時〜3時、
午後3時半〜5時半と、二回に分けて上映される
作品は、「一分銀のペンダント」「長老史上最大
の作戦」「蛇苺」「さよなら・あさくさ・SKD
」等々7作品を観ることができる。これだけ観れ
て木戸銭はタダってのが嬉しいね。この週末、是
非懐かしい浅草に会いに来ませんか。詳細は「テ
プコ浅草館」(03-4463-8422)まで。