2002年2月23日 土曜日       

今朝の写真 
CANON EOS-D30
CANON ZOOM 17-35 F2.8
撮影枚数23枚

アイデア
 ゴロ合わせの記念日でいうと今日は、223で
「富士山」の日なのだとか。この時期、富士山が
東京からも綺麗に望めることからパソコン通信ニ
フティのフォーラムで制定されたのだとか。また
京都では223と書いて”つつみ”と読ませ「ふ
ろしきの日」。なんでもふろしき会という組織が
制定したとのことだが、古来から実用されてきた
ふろしきのゴロ合わせに英語を使って欲しくない
ね。これら記念日を制定して何の意味があるのか
は不明。ごくごく一部の人達が富士山とふろしき
を眺めながら酒でも飲むのだろうかねぇ。昨日落
語の打ち上げでご一緒したイベント会社の女性、
2千2年2月22日の誕生日に22歳になったと
喜んでいた。こんな偶然が生み出したゴロ合わせ
は罪が無く、ほんとうに楽しいね。      
 街の景観を良くする目的で、最近はカラー歩道
が定着してきた。浅草のあちこちも色々な形のカ
ラー歩道が出来ている。雷門通りでは、大がかり
な歩道拡張工事が行われているが、ここにはいっ
たいどのようなカラー歩道が完成するのだろう。
水俣公害病で有名になった水俣市では、公害の街
のイメージを一新し、「環境モデル都市」を目指
す一環として、“ガラスの歩道”整備を推進して
いる。商店街への人の流れを増やすと同時に「リ
サイクルの街衢」を景観からアピールする狙いで
進められたこの計画。車道はアスファルト路面に
20メートル間隔で石畳部分を設け、コースを蛇
行させて車の通行量を減らし、人や自転車が通り
やすくする。そのコースに沿った歩道の表層1セ
ンチ、廃瓶を直径約5ミリに砕いたガラスと自然
石を6対4の割合で混ぜた舗装材を使用した。こ
のアイデア歩道は、水を通しやすいので大雨でも
水がたまらず、ガラスの色が歩道の色となること
でカラフルな景観を創りだし、夜間は車のライト
でキラキラ輝き交通安全にも寄与しているのだと
か。この計画にあたり、水俣市では、中身を詰め
替えて使う「生き瓶」と、溶かして再利用する「
雑瓶」を分けて収集している。雑瓶の場合、同市
では、1キロ当たり550〜2251円を支払い
、業者に引き取ってもらう。毎年約332キロを
回収そうだ。舗装材は1平米当たりガラス10キ
ロを使うため、全体で雑瓶40トン以上が歩道に
生まれ変わったそうだ。最近各地で行われている
カラー歩道は、合成樹脂に彩色した物が多く、水
はけが悪いし環境にも悪い。再利用しにくいガラ
ス瓶の有効な利用法として考えられたこの方法、
もっと広く各自治体にアピールしてもらいたい。
 「どうせやるなら水俣らしい、特長ある商店街
にしたい」。水俣商店街振興組合長が言っている。
そうなのだよ、全国どこにでも有る平均的な町並
みを作ろうとしている浅草なんて、だれも好んで
くれないよ。日本一の観光地浅草ならではのアイ
デアって出て来ないのだろうかね。そんな事考え
ているあいだに、行政主導の全国どこにでも有る
ような立派な歩道が完成するんだろうけどね。 
 浅草を代表するおみやげのゴロ合わせで、水俣
のアイデアをいただき、雷おこしを連想させるよ
うな歩道ってのも考えられるよね。”5656ー
26(ゴロゴローツーロ)”って感じかな。