2002年2月21日 木曜日       

今朝の写真 
CANON EOS-D30
CANON ZOOM 17-35 F2.8
撮影枚数19枚

芸能のメッカ
 最近の新聞では”ムネオハウス”関連のニュ
ースが一際目立っている。工事を落札した業者が
、入札前に鈴木氏の地元事務所で同席していたと
か、落札業者から政治献金を貰っていたとか。そ
んなこと政治家はみんな当たり前のようにやって
いるではないか。それらが政治家の特権でもある
と思っているし、常識でもある。地元選出の議員
に地元発展のため予算を貰い地元業者が施工する
なんてのは議会制度が誕生した時から有るではな
いか。”ムネオ”だけを悪者にしている野党の議
員さん達だって、ちょっと突けばポロポロ出てく
るのでは?                 
 最近は文章を書くのにペンを使うことがめっき
り減ってしまった。その弊害というか、漢字を忘
れてしまった人も多いようだ。ご多分に漏れずあ
ほまろも同様。平気で意味を取り違えた漢字を使
ってしまうことも多々あるようになった。そんな
箇所の訂正で真っ赤に染まった原稿を見てると、
笑ってしまう誤変換も多い。たとえば、”ちょう
ど品物が届いた。”って箇所は、”調度品物が届
いた。”、”有機ある決断”とか、”専心国”な
んてのもある。ワープロが普及しだした頃、難し
い表現が変換できると言わんばかりの広告を出し
て悦にいっていたメーカーを思い出すね。”貴社
の記者が汽車に乗って帰社した”。たしかに、こ
んなのは一発で変換してくれるが、”橋の端を箸
を持って走る”なんてのを変換すると”橋の箸を
橋を盛っては知る”なんて変換されてしまう。こ
んなの変換していったいドーなるの?もっと、現
実的ないわゆる”てにおは”の付いた単語くらい
、まともに変換して欲しいね。        
 言葉遊びとしては、どのような変換をしてくれ
るのだろうと暇な時には結構楽しめる。しかし、
時として当て字が差別と取られることもあるよう
だ。石原都知事の発言で問題になった国名の漢字
表現などには時に気を付けなければいけないよう
だ。中国を”支那”、インドを”印度”、アメリ
カを”米国”は良いが、戦時中には”粉国”と表
記されていた。ちなみに中国圏ではアメリカの呼
称は、”美国”とされている。また、普段普通に
使っている”啓蒙”は、蒙古に対する差別用語な
のだと、以前新聞記者に注意されたこともあった
。                     
 浅草の街を歩いていると、面白い当て字に出会
うことがある。今朝の写真のように、”つ留亀”
や、”宇奈岐”はまだ可愛いほうで、先日は、”
闇考鍋(あんこうなべ)”なんてのに、お目にか
かった。また、どじょう屋の主人が、看板の字を
読める人が居なくなったと嘆いている。確かに、
変体仮名で書いた”どぜう”ってのは、今の子供
達には読めないよね。落語の噺にも出てくるよ、
”どぜう汁”を、”どぜうけ”って読む酔っぱら
いの話が。また意味不明の看板も多い、あほまろ
が良く行く居酒屋の”多佳藤(たかふじ)”。由
来を聞いてみると女将さんの名前が多佳子で、藤
の花が好きだったから。そんなの解る訳ないよ。
 今朝も雷門前に中継車が止まり、ケーブル類を
はい巡らせている。また何かの撮影が行われるの
だろうね。雷門は”松下幸之助”より寄贈された
のだが、”ムネオハウス”のように、”コウノス
ケなんたら・・”なんて呼ぶ人は居ないよ。知る
人ぞ知る隠れた存在には成り得ないのが、政治家
先生だからね。”無根悪(根のない悪さ、つまり
軽はずみ)”さん。